氷の花たば の商品レビュー
雪道に迷った父親の命…
雪道に迷った父親の命を救い、その代償として娘を要求してきた白いマントの男の正体とは・・・。アトリーといえば『時の旅人』が有名だけど、本書も負けず劣らずの傑作。全部で6篇収録されています。不思議で素敵な味わいの一冊です。
文庫OFF
メリーゴーランドの馬が夢の中 絵になりそう 木こりの娘 氷の花たば お姫さま系のお話しよりも近い感じがする 自分が小さい女の子だったら、こんな運命的な物語がいいかも 大人だったら、うそやん!ってなりそうですが
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- ネタバレ
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良い大人の皆さま(?)は解説にご注目。 もうね、うっそーんになると思いますよ。 きっと彼女にとって、創作活動というのは 「その思いを叶えることができる」 数少ない場だったのでしょうな。 どの作品も子供心をくすぐるお話。 やっぱりあっという間にハッピーになるお話は 好きだなぁ。 それが夢であるとわかっていてもね!! あとは運命づけられた少女の出てくる お話かな。 そう、父親が出会った人がいた時点で すでに運命は決まったもの。 受け入れられないけれども、 それは受け入れないといけないのよね… 時に突き刺さる作品です。
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アトリーって誰だったかなと思ったら グレイラビットや時の旅人のひとらしい ふしぎなおはなし6つ キャラバンがきてメリーゴーランドの馬に乗って夜中に冒険するはなしや クリスマス前に農場を抜け出すガチョウや七面鳥のブレーメンに似てる話や クマの上着をぬう話や 氷の精に娘が嫁入...
アトリーって誰だったかなと思ったら グレイラビットや時の旅人のひとらしい ふしぎなおはなし6つ キャラバンがきてメリーゴーランドの馬に乗って夜中に冒険するはなしや クリスマス前に農場を抜け出すガチョウや七面鳥のブレーメンに似てる話や クマの上着をぬう話や 氷の精に娘が嫁入りする話や 麦の妖精が生まれる話 素朴ふしぎな話
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アリソン・アトリーの短編集。 その伝承的な民話風の物語には、いきいきとした自然の息吹、時には激しいほどのその活力と共に、美しい詩のようで、躍動感にあふれた世界をありありと感じることができる。 大人になってからでも、長編『時の旅人』『農場にくらして』そして、『グレイ・ラビットのおは...
アリソン・アトリーの短編集。 その伝承的な民話風の物語には、いきいきとした自然の息吹、時には激しいほどのその活力と共に、美しい詩のようで、躍動感にあふれた世界をありありと感じることができる。 大人になってからでも、長編『時の旅人』『農場にくらして』そして、『グレイ・ラビットのおはなし』と読みすすみ、短編集を手にできたのは、とてもよかったと思う。
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「西風のくれた鍵」がケルトの妖精物語風だったのに対し、こちらはどちらかというと民話風。 いずれの作品も「どこかで似たような話を読んだことがあるような・・・・」と感じさせられるあたりは、やっぱりアトリーです(笑)。 それでいて、アトリーならではの自然描写の美しさは本作でも冴えて...
「西風のくれた鍵」がケルトの妖精物語風だったのに対し、こちらはどちらかというと民話風。 いずれの作品も「どこかで似たような話を読んだことがあるような・・・・」と感じさせられるあたりは、やっぱりアトリーです(笑)。 それでいて、アトリーならではの自然描写の美しさは本作でも冴えていて、ひとつひとつの作品がキラキラしています。 民話風・昔話風ではあるんですけど、時代的にはやっぱりある程度現代に近い時代のお話(バスが走っていたりする)で、それでいて、これらの物語に登場する小道具・大道具の類のもの;メリー・ゴー・ラウンドの「青銅の呼子」然り、七面鳥とガチョウの「古い城」然り、木こりの娘の「廃墟」然り、バーリコーンの「教会」然り、何百年も昔からそこに存在し、時を超えて多くのことを見守り続けたものたちが、物語の展開に大きな関わりを持っています。 お話の中にそんな「時間軸」のようなものを感じさせられるのがアトリー作品の1つの特徴のような気がします。 (全文はブログにて)
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雪道に迷った父親の命をすくい、お礼に娘を要求した白いマントの男の正体は?表題作のほか、美しい木こりの娘の秘めた恋、「麦の子ジョン」と名のる神秘的な少年の話など、みずみずしい自然の息吹を感じさせる六つの不思議な物語。
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