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国盗り物語(二) の商品レビュー

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99件のお客様レビュー

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国盗り~太閤記~関が…

国盗り~太閤記~関が原と続く三部作で大長編としても楽しめます。道三・信長・光秀・秀吉・家康と続く天下盗りを、司馬さん得意の臨場感あふれる人物描写で一気に堪能してしまいましょう。

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時は戦国初頭。乞食か…

時は戦国初頭。乞食から油問屋の主人になり、はたまた美濃一国の主になるまでの松浪庄九郎こと斎藤道三の半生を綴った後編。加納城の主から、京の莫大な資金を利用しながら国主を遠ざけ、反乱勢力を蹴散らし、事実上の美濃の支配者になった道三は美濃の地盤を着々と固め、国主追放そ策を練り上げるのだ...

時は戦国初頭。乞食から油問屋の主人になり、はたまた美濃一国の主になるまでの松浪庄九郎こと斎藤道三の半生を綴った後編。加納城の主から、京の莫大な資金を利用しながら国主を遠ざけ、反乱勢力を蹴散らし、事実上の美濃の支配者になった道三は美濃の地盤を着々と固め、国主追放そ策を練り上げるのだが、、、圧巻はクライマックスの戦争シーン。美濃の反対勢力・近江の浅井氏・尾張の織田信秀(信長の父)の三勢力に囲まれながらも、巧みな戦術で持って

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道三の野望と失墜、人…

道三の野望と失墜、人生の栄枯盛衰を感じた。

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いよいよ国盗りです。…

いよいよ国盗りです。波のように押し寄せ、波のように引く。そんな戦略、政略が徹底しています。サラリーマンのお父さんにはワクワクしてたまらない作品なのではないでしょうか。

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2024/12/04

女でも店でも国でも、綻びをみつけてスルスルと入っていって最後は奪ってしまう、という構造的な繰り返しがとても面白い

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2023/12/15

庄九郎(斎藤道三)の人間的な魅力がありありと書かれており、その魅力が作品を面白くしている。非凡な活力にまだまだ若いものだと思っていたら、実はかなり歳をとっていて驚いた。

Posted byブクログ

2023/11/08

前編で弾けまくった主役の庄九郎こと斎藤道三。その魅力的なキャラにガッチリとハートを鷲づかみにされた私は即、後編も読み切った。 戦に初めて鉄砲を用いたのはなんと庄九郎からではないか。長篠の戦いからと思ってたけど。 その信長の父信秀もマムシの道三に劣らずインパクトのあるキャラ。その2...

前編で弾けまくった主役の庄九郎こと斎藤道三。その魅力的なキャラにガッチリとハートを鷲づかみにされた私は即、後編も読み切った。 戦に初めて鉄砲を用いたのはなんと庄九郎からではないか。長篠の戦いからと思ってたけど。 その信長の父信秀もマムシの道三に劣らずインパクトのあるキャラ。その2人の戦での駆け引きが面白くてぐいぐい引き込まれる。さあ次は成長していく信長の物語が始まります。

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2023/09/10

戦国時代は、実力本位の時代というイメージがあるが、実際には、家柄、官位が重んじられ、だから信長は異端だったという事なのだろう。斎藤道三が、美濃を手中に収める過程で当地の名家を継ぐ形で改名を繰り返す様は、現代の感覚では理解し難いが、歌舞伎役者や落語家が名跡を継ぐようなものか?

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2023/08/29

美濃を我が手中に収めるべく様々な陰謀を図り人を陥れていく庄九郎は、物語が進むにつれて悪人の面が濃くなっていき、理解に苦しんだ。しかし、時が経ち、天下統一という人生の指標が寿命の壁に阻まれ始めると、次第に人の一生とは儚いものであると受け入れていく。蝮と呼ばれた道三が純粋無垢な庄九郎...

美濃を我が手中に収めるべく様々な陰謀を図り人を陥れていく庄九郎は、物語が進むにつれて悪人の面が濃くなっていき、理解に苦しんだ。しかし、時が経ち、天下統一という人生の指標が寿命の壁に阻まれ始めると、次第に人の一生とは儚いものであると受け入れていく。蝮と呼ばれた道三が純粋無垢な庄九郎としての一面をふと覗かせる場面では、哀愁が感じられて切ない気持ちになった。二巻の後半では幼少期の織田信長と明智光秀も描かれている。次巻へ更に展開が加速していきそうで、読み進めるのが楽しみである。

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2023/07/09

とうとう有名な斎藤道三としての人物がでてきた。 美濃の蝮として有名だが、どうやってなっていったのかについて内容が濃く書かれているため物語として人物像を追って行けるのが面白い。 次はどうなるのか

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