地球の秘密 の商品レビュー
私の田舎が島根で、そこで「地球の秘密」という冊子を目にしました。 作者の坪田愛華さんは、この漫画を仕上げて数日で12歳の生涯を終えた。 小学生とは思えないほどの絵の上手さや考えている内容にものすごく衝撃を受けました。 てっきり、愛華さんの「地球の秘密」は島根県周辺のローカル...
私の田舎が島根で、そこで「地球の秘密」という冊子を目にしました。 作者の坪田愛華さんは、この漫画を仕上げて数日で12歳の生涯を終えた。 小学生とは思えないほどの絵の上手さや考えている内容にものすごく衝撃を受けました。 てっきり、愛華さんの「地球の秘密」は島根県周辺のローカルな地域でしか知られていないかと思いきや、 中学校の英語の教科書に載っていたり、大きな書店で絵本になっていたり、それを見て嬉しくなりました。 愛華さんが、もし生きていたら今頃どんな活動をしていたのかと思うと少し切なくなります。 この12歳はそこらへんの漫画家よりも強いインパクトを持っていることは確かです。 愛華さんの想いを心に留めつつ、私たちは今を生きなければと思うのです。
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この本は小学生の時に、読んだことがあって、私の後の人生に大きな影響を与えている。 「ねえアース、わたし地球のこともっと知りたくなっちゃった?」 「捨てるは過去、拾うは未来」 など、心に響く純粋な言葉が沢山ちりばめられている。 私はもう相当な大人になってしまったが、もう一度純粋...
この本は小学生の時に、読んだことがあって、私の後の人生に大きな影響を与えている。 「ねえアース、わたし地球のこともっと知りたくなっちゃった?」 「捨てるは過去、拾うは未来」 など、心に響く純粋な言葉が沢山ちりばめられている。 私はもう相当な大人になってしまったが、もう一度純粋な気持ちに戻って 「自然との共生」をテーマに、私も頑張ろうと思った。
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この本は小学6年生の坪田愛華(つぼたあいか)ちゃんが書いた漫画です。 愛華ちゃんは,担任の先生から環境問題について課題を与えられたとき,得意の漫画で表現しようと思いました。 一生懸命調べて一生懸命画いていたら,提出の期限を過ぎてしまいました。 でも,「折角だから」と担任の先生は...
この本は小学6年生の坪田愛華(つぼたあいか)ちゃんが書いた漫画です。 愛華ちゃんは,担任の先生から環境問題について課題を与えられたとき,得意の漫画で表現しようと思いました。 一生懸命調べて一生懸命画いていたら,提出の期限を過ぎてしまいました。 でも,「折角だから」と担任の先生は終わるまで続けるようにと特別に許可しました。 こうして愛華ちゃんは来る日も来る日も,地球の危機を皆に訴えるために,漫画「地球のひみつ」を描きつづけ,2ヶ月がかりで1991年の12月25日のクリスマスの日に描き上げました。 でも,書き上げた数時間後,突然,愛華ちゃんは脳内出血で倒れ,12月27日その短い生涯を閉じました。 愛華ちゃんの遺作となった「地球の秘密」は,ご両親が自費出版して50部印刷し,同級生や学校の先生に配りました。 私も手にとって見たのですが,とても小学6年生の内容とは思えない程素晴らしい内容です。 地球の歴史の事,それから土の役割(この土については今の理科の学習指導要領からは完全に抜け落ちているところです。土に注目したことは凄いことです),光合成の明反応と暗反応などなど,実に自然に地球の資源を守る事の大切さが分かるようになっています。
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作者は小学生の女の子。この本を作成した数時間後になくなられたそうです。 彼女はおそらく生涯の仕事としてこれを作成したのではないでしょうか。 内容は小学生の作成したものとは思えないほど、理解しやすく的確。すべての大人に読んでほしい一冊です。
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