江戸の冠婚葬祭 の商品レビュー
江戸の人々の楽しんだ歳事や儀礼になぜを絡めて。形骸化して祭りのみ現代に残る風習もあり、そういう始まりだったのか、そもそもそういう意味があったのか、と興味深く読みました。ピュアな始まりも、商魂や欲で華美に、ある意味ぼったくりにもなっている…って、現代も同じか。それでも踊らされるのも...
江戸の人々の楽しんだ歳事や儀礼になぜを絡めて。形骸化して祭りのみ現代に残る風習もあり、そういう始まりだったのか、そもそもそういう意味があったのか、と興味深く読みました。ピュアな始まりも、商魂や欲で華美に、ある意味ぼったくりにもなっている…って、現代も同じか。それでも踊らされるのも悪くないのかな、と思うところもありました。
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タイトルとおり、冠婚葬祭についてまとめてあるけれど、それ以外のことも書いてあり参考になる。 分かりやすいし、項目ごとに短めにまとめてある。 個人的に一番勉強になったのは、見合いのあり方と葬儀の仕方。 特に葬儀は、意外な方向で勉強になった。 というのも、母親から迷信として言われてい...
タイトルとおり、冠婚葬祭についてまとめてあるけれど、それ以外のことも書いてあり参考になる。 分かりやすいし、項目ごとに短めにまとめてある。 個人的に一番勉強になったのは、見合いのあり方と葬儀の仕方。 特に葬儀は、意外な方向で勉強になった。 というのも、母親から迷信として言われていた、縁起が悪いからしてはいけないこと、 履物を履いたまま降りてはいけない、とか、着物を左前にしてはいけないとか 例えばそういったことを、理由は具体的には知らずただ縁起が悪いとして聞かされていたことが 多かったのだけど、葬儀のときにする習慣のことだったりして納得した。 逆さ水、であるとか。 中国から伝わっている風習が多い反面、意外とそうでないものも多く感じた。 日本人の、よく言えば柔軟な感覚で文化を自分たちに合うように焼きなおしている感じがとても伝わった。 お寺関係の話では、歯に衣着せずずばっと書いてあることが多かったんで分かりやすかった。 こういうことがあるからどうも、宗教へのイメージが悪いんだよな。戒名とか。お布施とか。
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