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記憶がウソをつく! の商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2021/07/04

目次 まえがき 養老孟司 第1章 言葉を記憶する 第2章 記憶は嘘をつく 第3章 忘却とは“幸せ”の証明である 第4章 “懐かしさ”はどこから来るのか 第5章 身体が記憶する 第6章 郷愁を誘う感覚の記憶 第7章 日本人の脳の不思議 第8章 記憶をリセットする あとがき 古舘伊知...

目次 まえがき 養老孟司 第1章 言葉を記憶する 第2章 記憶は嘘をつく 第3章 忘却とは“幸せ”の証明である 第4章 “懐かしさ”はどこから来るのか 第5章 身体が記憶する 第6章 郷愁を誘う感覚の記憶 第7章 日本人の脳の不思議 第8章 記憶をリセットする あとがき 古舘伊知郎 二〇〇二年十月に扶桑社から発行された単行本の新装版です。

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2020/04/20

医学博士の養老孟司さんとフリーアナウンサーの古舘伊知郎さんの対談形式で「記憶」の謎に迫った一冊。「ある日突然特定の記憶だけがなくなる」「10年ぶりでも自転車に乗れる理由」「記憶に強烈に残っている思い出の味」だったりと「記憶」にまつわるさまざまな「なぜなに」に対して古館さんが質問し...

医学博士の養老孟司さんとフリーアナウンサーの古舘伊知郎さんの対談形式で「記憶」の謎に迫った一冊。「ある日突然特定の記憶だけがなくなる」「10年ぶりでも自転車に乗れる理由」「記憶に強烈に残っている思い出の味」だったりと「記憶」にまつわるさまざまな「なぜなに」に対して古館さんが質問し、養老さんが回答していく形式なので、読んでいくうちに「記憶」に対して詳しくなれる。

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2018/04/21

大分前の本のようなので、(脳について古舘伊知郎さんとの対談)また脳についての新しい情報も出てきたと思うから、是非また対談してほしい。

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2018/03/29

1番印象に残っているのは、思い出や記憶というのは経年劣化し変化すると言うこと。体験された方のインタビューや昔話を聞くということに対して貴重な経験談を聞いたと言う感想よりも、記憶が変化しているのだからその人の作りあげられた記憶と言う認識をした方が良いと言うこと。 ウーマンラッシュ...

1番印象に残っているのは、思い出や記憶というのは経年劣化し変化すると言うこと。体験された方のインタビューや昔話を聞くということに対して貴重な経験談を聞いたと言う感想よりも、記憶が変化しているのだからその人の作りあげられた記憶と言う認識をした方が良いと言うこと。 ウーマンラッシュアワーの村本さんはよく現地の人の話を聞いて現地の人はこういっている、そういう経験をしたことがないと言っているといったことを大言壮語するが、その手法もこの「記憶は作り上げられる」というのを見事に無視している。 また、養老先生の解剖学は言語化することと言うのにも、共感した。暗黙知から形式知への変化が看護学領域でも盛んに言われるようになってきているが、この言語化というのは1つの専門性を発達させるためには重要だと言うことだろう。

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2015/01/19

当たり前だとか別に気にも留めず考えたことのない「脳の働き」「記憶」「知覚」について、古舘氏はディテールの妙を織り交ぜた笑える昔話で、養老先生はわかりやすくも考えさせられる説明で、両者が対話しながら読者に簡単に 説いてくれる。読み終えた後の脳のクリアさが嬉しい一冊。

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2011/08/13

期待していたよりも内容が薄く評価は★3。所々古館さんから出される質問に、養老先生がはっきりと答えられていなかったり、あっさり「わからないんですよね」と答えているのが残念。 しかし記憶や言語と脳の結びつきについて面白い話が多く語られている。 個人的には言葉と視覚聴覚の関係について...

期待していたよりも内容が薄く評価は★3。所々古館さんから出される質問に、養老先生がはっきりと答えられていなかったり、あっさり「わからないんですよね」と答えているのが残念。 しかし記憶や言語と脳の結びつきについて面白い話が多く語られている。 個人的には言葉と視覚聴覚の関係についての話が面白かった。 古館さんは話が上手。養老先生の込み入った話を、自分の過去の出来事や具体例に当てはめて話していて分かりやすい。

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2010/07/05

養老孟司と古舘伊知郎が対談形式で記憶に関する話をしています. 養老先生の重厚な語りと,古舘さんのどこから湧くのだろうというくらいポンポン出てくる話題振り,たまにはお茶目な話も混じってテンポ良く読めました. 第七章の日本人の脳の不思議で,五感と記憶を結びつけて話をしているところ...

養老孟司と古舘伊知郎が対談形式で記憶に関する話をしています. 養老先生の重厚な語りと,古舘さんのどこから湧くのだろうというくらいポンポン出てくる話題振り,たまにはお茶目な話も混じってテンポ良く読めました. 第七章の日本人の脳の不思議で,五感と記憶を結びつけて話をしているところがおもしろかったです. イブラヒモビッチってサッカー選手の名前を響きが滑稽だからか意味もなく覚えてるんだけれども,ホントどうでもいい事ばっか覚えてるよなー.

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2011/09/04

脳科学者・哲学者の養老孟司と口から先に生まれてきたのか?男性としては異常にことばが発達した古館伊知郎の対談集。言語(左脳)と抽象脳(右脳)が比較的わかりやすく語られています。

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2009/10/04

脳でおなじみ、養老先生としゃべりの古館氏の対談集です。多岐にわたり豊かな発想や連想を織り交ぜながら脳の働きが語られていきます。この中で興味深かったのが五感の中の臭覚と味覚についてです。他の三感覚と違うのは「言葉で伝えられない」。ふーん、と思いましたが横でご紹介している西野氏の本で...

脳でおなじみ、養老先生としゃべりの古館氏の対談集です。多岐にわたり豊かな発想や連想を織り交ぜながら脳の働きが語られていきます。この中で興味深かったのが五感の中の臭覚と味覚についてです。他の三感覚と違うのは「言葉で伝えられない」。ふーん、と思いましたが横でご紹介している西野氏の本で再び「へぇ」という部分が。

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2009/10/04

記憶に関する非常におもしろい雑談。深いところまではツッコまないけど、入り口としては手軽で良いのでは。

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