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日本怪談集 幽霊篇(上) の商品レビュー

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怪談とはいっても、民…

怪談とはいっても、民話のような雰囲気です。

文庫OFF

2016/11/10

幽霊の実在が真であっても偽であっても、永きにわたって幽霊話が語り継がれているものを蒐集分類することで学問的意義が必ずあるという前提で編まれた幽霊話集。 見たところ多くが仏教総合誌「大法輪」、柳田国男「遠野物語」から採られていて、時折有名人(海音寺潮五郎、結城昌治、水の江瀧子など...

幽霊の実在が真であっても偽であっても、永きにわたって幽霊話が語り継がれているものを蒐集分類することで学問的意義が必ずあるという前提で編まれた幽霊話集。 見たところ多くが仏教総合誌「大法輪」、柳田国男「遠野物語」から採られていて、時折有名人(海音寺潮五郎、結城昌治、水の江瀧子など)からの聞き書きが入っています。 人魂、虫の知らせ、生霊などいくつかの分類された幽霊話は、怖さよりも語られる過去の慣習、風俗などを知れることのほうに大きな興味を惹かれます。 歌舞伎役者からの聞き書きが不思議と美しいのは何故かなあ。下巻へ。

Posted byブクログ

2010/07/18

妖怪編と同じく、種類ごとに項目立てて、最初に軽い解説、そのあと事例を紹介していく形式。 あくまで体験談にこだわっております。 つまり、現代の話題の方が圧倒的に多い。 うーん、妖怪へ絶滅寸前だが、幽霊はそうでもないですな(笑)

Posted byブクログ

2009/10/04

淡々と、拾い集めてきたエピソード群が並べられるだけだったから、どうにも新耳袋に通じる怖さがあった。 間が抜けてるんだけど、怖いんだよね。 でもおもしろかった

Posted byブクログ