部屋の鍵は貸さない の商品レビュー

池戸裕子(著者)

「別れようぜ」この言…

[文庫ＯＦＦ]

「別れようぜ」この言葉から物語が始まります。別れてからの二人の心のすれ違いやお互いを思う気持ちなどがからまり二人を苦しめていきます。素直になってはいけないと本当の自分の気持ちを必死にかくそうとするサキがかわいそうでいじらしいです。

大学生になってから三…

[文庫ＯＦＦ]

大学生になってから三年間付き合い、一緒に住んでいた夏目とサキ。分かれようと先に言ったのは夏目だったが、サキも思っていたことだった。分かれることにはなったけれど、卒業までの半年は友達として一緒にすむことになった。分かれても、手放せない夏目への想いと、未練。夏目に彼女が出来ても、求められると拒絶できないサキの気持ちはほとんど片思いに近いかも・・・どんな形でも側にいたいほど好きなのに、分かれを選ぶサキの複雑な気持ちの奥にあるものとは・・・!?

2020/09/15

別れるシーンから始まったこの話

とにかくネガティブ

だけど、淡々と読めちゃうのはイラストがキレイだから
かも

すれ違う二人が
切ない切ない…

ラストは良かった…

2012/07/14

両思いなのにすれちがいなお話。
読んでてなんか痛いけど、相手が自分しか頼る人がいなかったら・・・ていうのは確かに誘惑のあること。
相手が友達が多かったり、人望があったりすると余計に思うかもしれないな・・・

2010/06/13

表紙のイラストが好みだったという理由で購入しました。
今まで読んだBLは恋人関係になるまでを描かれたものが多かったのですが、
これは恋人関係だった二人が一度別れる所からストーリーが始まって
意外というか、こういうのは初めてだーと展開を期待して読みました。
サキの優柔不断…（あれは優柔不断でいいのか？）にヤキモキしつつ
夏目の勝手っぷりにイライラしながら読み連ねてた気がする。
夏目もそうだけど、サキが何をかんがえているのかもさっぱりで
この二人は一体、何がしたいんだろう？
なちょっと展開が読めない感じがなかなか面白かったと思います。
結局は、サキにはこう夏目に対する罪の意識みたいなのがあって
その後ろめたさから一歩踏み出せないみたいな…
こう、いろいろ難しい感じでした。
好きな相手を傷つけてでも手に入れたい…
いつかその想いが相手を不幸にしてしまう。そういった恐れみたいなものとか…
でも諦めて離れることなんて出来なくて…
相手を思うならそれに納得しなければいけないと自分を言い聞かせるも…
やっぱり未練がましく縋ってしまいそうになる。
お互いがお互いを想いあってるのに擦れ違いばかりでちょっと切ない。
夏目の別れよう発言から彼女とかのくだりとか…
サキの本音を聞きだすためのお芝居だったのがほっとした。
夏目…ちょっと好みだったから嫌いにならずにすんでよかった。

しかしあれだ。
たぶんこの本のMVPは内田先輩。
個人的には彼の方が好みでした。へたれっぷりとか…（苦笑）
そしてこの方のイラストがめためた好みです。
やっぱり線の細いキャラを描かれる絵師さんがあたしは好きみたいです

★5つつけたいところですが、最後が曖昧な感じで終わってので1つ減点。

2009/10/04

同居中の恋人、夏目に突然別れを告げられたサキ。なのに何故か夏目は毎晩のように求めてくる。　セックスの最中、以前サキに告白してきた大学の先輩をやたら気にする夏目。「先輩とはどうなった?」「先輩には、もうこういうことさせた？」　その時だけは以前よりも狂おしく激しい執着を見せるが…！？

2009/10/04

あらすじ＞ 同居中の恋人、夏目に突然別れを告げられたサキ。なのに何故か夏目は毎晩のように求めてくる。　セックスの最中、以前サキに告白してきた大学の先輩をやたら気にする夏目。「先輩とはどうなった?」「先輩には、もうこういうことさせた？」　その時だけは以前よりも狂おしく激しい執着を見せるが…！？

2009/10/07

夏目道隆×佐々木成寛。同級生(大学４年)。はじめから最後まで切ないというか。人を愛するということはこんなにも・・・素敵なことですニャ。ガンバレ内田先輩！あれっ？？？