かなり気がかりな日本語 の商品レビュー
日本人たるもの日本語に興味を持つのは自然である。乱れた日本語に囲まれた生活で、メディアにおいて日本語が取り上げられる。日本語への興味は高まる。そこで本書において、どのような日本語が気がかりな過った用い方をしているのか…恐る恐る開いてみる。案外知っていることがあったりもする。話し言...
日本人たるもの日本語に興味を持つのは自然である。乱れた日本語に囲まれた生活で、メディアにおいて日本語が取り上げられる。日本語への興味は高まる。そこで本書において、どのような日本語が気がかりな過った用い方をしているのか…恐る恐る開いてみる。案外知っていることがあったりもする。話し言葉と書き言葉の違いも何となくわかるような気がする。日本語に興味をお持ちの方は楽しめるかと思う。
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本屋で立ち読みして、その文章力に感心した。ちょっとペダンチックなところもある。若い人たちがこの本を読むと日本語を話せなくなってしまうかも。
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野口恵子のかなり気がかりな日本語を読みました。このホームページでも言葉を扱っていることから、最近日本語関連の本を買って読むことが多いのですが、この作者によるとこのところ日本語の本のブームだとのこと。本の内容は現在の大学生や大人の日本語・敬語の乱れについての分析でした。納得できる部...
野口恵子のかなり気がかりな日本語を読みました。このホームページでも言葉を扱っていることから、最近日本語関連の本を買って読むことが多いのですが、この作者によるとこのところ日本語の本のブームだとのこと。本の内容は現在の大学生や大人の日本語・敬語の乱れについての分析でした。納得できる部分が多く、ふむふむと読みました。今の子供たちは育つ過程において、いろいろな大人たちと話をする機会がなく、仲間内や家族の中の狭い世界でしか育っていないために正しい日本語を使えない、という主張は大賛成ですね。そのことによって、日本語だけではなく人生に対するスタンス自体もおかしくなっているような気がします。
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