自由の平等 の商品レビュー
世の中には2種類の人間がいる。 立岩の文章を読みやすいと思う人間と,読みにくいと思う人間である。 俺は後者。
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近代的私的所有の概念を執拗に批判し、できるだけ素直で了解可能な公正な分配のあり方を検討、提示した本(だと思う)。リヴァタリアンを強く批判し、むしろリベラリズムのオルタナティブを提示したもの、として個人的には理解した。とにかく鬱陶しくなるほど執拗だけれど(笑)、近代的所有の概念も分...
近代的私的所有の概念を執拗に批判し、できるだけ素直で了解可能な公正な分配のあり方を検討、提示した本(だと思う)。リヴァタリアンを強く批判し、むしろリベラリズムのオルタナティブを提示したもの、として個人的には理解した。とにかく鬱陶しくなるほど執拗だけれど(笑)、近代的所有の概念も分配もグローバルに捉える視点の必要性には(実現可能性はともかくとして)、なるほどなーと思わされるところがあった。その意味で、「小さな国家」を主張している点は誤読されたくないだろうな…。
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今までの立岩本とは異なって(ると思います。)、つらつらつら〜って書かれています。最初読みにくかったんですが慣れたらどんどん入ってきました。と言いながら、もったいないので少しずつ読もうと思っているのと他の本が優先順位で勝ってしまってるのとで、まだ読み終えていません。
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