面白いほどよくわかる「タブー」の世界地図 の商品レビュー

世界情勢を読む会(著者)

2014/05/13

古い本だから仕方がないのだけど、それほど耳に新しい話はなかったし、タブーというほど切り込んでもいなかった。

2014/01/27

飢餓状態にある人間は学ぶことができない。反逆する意思すら持てないことだろう。彼らは乏しい糧食のためにどんな酷い仕打ちにも耐えながら生きてゆくほかない。病めば死ぬ。免疫力も抵抗力も削がれている。

http://sessendo.blogspot.jp/2014/01/blog-post_27.html

2010/09/14

今となってはネットで不通に手に入る情報だし、内容も偏っている気がした。
p12 昨今では先進国を中心に大規模表土流出、肥料の多投入や家畜の過度の放牧などによる地下水汚染や大気汚染、塩類集積などの環境問題が顕在化し、環境面の制約からも従来のような単位面積当たり収穫の伸びは期待できなくなっている。さらにエネルギーの燃焼が招く地球温暖化による異常気象の多発。
p21 近年では土壌劣化による農地面積の減少、水害・干ばつなど地球温暖化による異常気象の影響により、生産高を今まで以上に増やすことが非常に困難になっている。
p26 食料の生産→加工→消費の過程において、おそらく日本は食料を廃棄する割合が世界一高いと思われる。まだ食べられる食料が少なくとも二～三割は廃棄されているのが実情だ。しかも重油を使って廃棄されるという悪循環の構図がある。
p108 日本の皇室は、今日まで継続してきた王室としては世界最古である。その日本の皇室にいま持ち上がっているのが、皇位継承資格について女子にも道を開く皇室典範の改正を行うかどうかの議論である。（ここのパラグラフでは、女系と女性、女子を恣意的に混乱させている、つまりそういう思想、目的があるのだと思う。）
p138 世界が急速にグローバリゼーションに向かう中、民族主義や経済問題と結びついた右傾化は今後ますます強まると思われる。日本とてこの動きと無関係ではなく。有事法制の整備や歴史教科書問題などに対して、隣国の韓国は右傾化の懸念を表明している。（取ってつけたような文章が挿入されていて不愉快、しかもそれまでの文章とは関係ない）
p152 アムネスティ・インターナショナルの調べによれば、あらゆる犯罪に対して死刑を廃止している国は七六ヵ国、通常の犯罪に対して死刑を廃止している国は、一五ヵ国、過去一〇年間に執行がなされていない事実上の死刑廃止国は二一ヵ国で、合計一一二ヵ国が法律上、または事実上死刑を廃止している。死刑の存置国は日本を含めた八三ヵ国だ。
p218 ヨーロッパやアフリカの国連加盟国には、日本が安保理常任理事国となる必要はないと述べている国もある。（日本のODAが回り回ってこんな所に！）

2010/06/07

資料として読もうと思い、解説などにはあまり期待していませんでしたが、以外にしっかりとしたことが書いてありました。さまざまな世界地図の資料自体も、非常に有用なテーマでわかりやすくまとまっていました。
金融・通信・自動車業界などは時代遅れの感がありますが、それはそれで
「トヨタがビッグ３のひとつになろうとしている」といった記述に感慨を覚えます。
個人的には、食品メーカー・バイオ・世界三大商人・長者番付といった経済分野と、世界・国内の思想団体・情報機関・公安機関のなどといった分野に興味を覚えました。

2009/10/07

必ずしも倫理感が尊重されていないことと、やはり法の統治を超えた国家というのは言ってることとやってることが支離滅裂で一見道徳的な行いも自分の利益に還元されるように計算されているんだなーと、高校生くらいが読むと、学校と親の洗脳から脱出できると思う。

ぱっと見で面白い本

2009/10/04

国際問題を扱っていたりして面白い。興味があったのは死刑判決と食糧問題。死刑判決に関しては昔レポートで書いたことがあった。イギリスで無実の男を処刑してから、世論は死刑廃止に傾いたらしい。食糧問題は、今話題のマグロの話とか。