タバコが語る世界史 の商品レビュー
嫌煙運動やばしと思ってたけど、世界的に見れば割と普通にあることなんだと知った。アメリカでは禁煙法なるものもあったらしい。それにしてもネイティブ・アメリカンが愛飲したという薬効の高いタバコを一度でいいから吸ってみたい。吐いた煙の中にタバコの神を見れたりして。
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ここ10年でタバコをめぐる状況は大きく変化しているように思う。 2003年にWHO(世界保健機関)総会で「タバコ規制枠組み条約」が採択されて以来、タバコの商業広告は影をひそめ、海外におけるタバコのパッケージは汚れた肺の写真が大きく掲載されるなど、急激にタバコ撲滅への一途をたどって...
ここ10年でタバコをめぐる状況は大きく変化しているように思う。 2003年にWHO(世界保健機関)総会で「タバコ規制枠組み条約」が採択されて以来、タバコの商業広告は影をひそめ、海外におけるタバコのパッケージは汚れた肺の写真が大きく掲載されるなど、急激にタバコ撲滅への一途をたどっている。日本でも税率がひきあげられ、禁煙エリアが急速に拡大し、喫煙者には住みにくい世の中となっている。 タバコは徐々に歴史的産物への道をひたはしり、過去のものとなりつつある。このような状況下で、タバコがどのような歴史的過程を経てきたか知っておくのも悪くないだろう。 個人的にはノンスモーカーなので、タバコを喫むこと自体に全く興味はないが、「近代」という時代を探求することを自身の課題としているので、タバコが近代においてどのような役割を果たしたかということには興味がある。タバコの文化史入門として、本書はちょうど良いものだと思う。
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著者が訳したジョーダン・グッドマン先生の『タバコの世界史』に依拠しすぎではないのか。歴史学の業界ではこういう感じなのかなあ。まあ誰が資料を集めたかってことよりも事実としてどんなことがあったかの方が重要かもしれん。 それにこうした「リブレット」ってのはそういう性格のものか...
著者が訳したジョーダン・グッドマン先生の『タバコの世界史』に依拠しすぎではないのか。歴史学の業界ではこういう感じなのかなあ。まあ誰が資料を集めたかってことよりも事実としてどんなことがあったかの方が重要かもしれん。 それにこうした「リブレット」ってのはそういう性格のものか。
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「産業史」としても興味深い。とりわけ、英米タバコ戦争の痛み分けで誕生し、その後の英国の植民地政策の尖兵ともなり、現在でも世界2位の主役を張るBAT社の数奇な成り立ち、軌跡には強く惹かれるものがある。好著。
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わが大学の教授和田先生の本。 タバコが大嫌いな先生なので、反タバコっぽい立場から書かれている点を考慮にいれなければならない。 スチュアート王朝のジェームズ1世は大の煙草嫌いだったとか。 たばこもアヘンと同じではじめは薬効があると信じられていたんだよねーー。 日本からたばこ消えれ...
わが大学の教授和田先生の本。 タバコが大嫌いな先生なので、反タバコっぽい立場から書かれている点を考慮にいれなければならない。 スチュアート王朝のジェームズ1世は大の煙草嫌いだったとか。 たばこもアヘンと同じではじめは薬効があると信じられていたんだよねーー。 日本からたばこ消えればいいのに。むしろタバコ5000円くらいにしよーー(笑
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