動乱の序章(5) の商品レビュー
うんうん、さすがに「内乱記」から「近隣各国とのすったもんだ」になってからのほうが面白いなぁ。 と言うのも、基本的にこの物語、ウォルの敵になる相手が小物すぎるきらいがあると思うんですけど、それでもさすがに相手が近隣王国の王様となってくると、少しは期待が持てそうな雰囲気が漂ってくる...
うんうん、さすがに「内乱記」から「近隣各国とのすったもんだ」になってからのほうが面白いなぁ。 と言うのも、基本的にこの物語、ウォルの敵になる相手が小物すぎるきらいがあると思うんですけど、それでもさすがに相手が近隣王国の王様となってくると、少しは期待が持てそうな雰囲気が漂ってくるんですよね~。(まだ、定かではないんですけど・・・・) それと同時にこの第3部ではウォルの本当の意味での愛妾問題とか、バルロやナシアスの恋の物語なんかもでてきて、特徴(個性)の乏しかったウォルを取り巻く人々の本質・・・・みたいなものが生き生きとしてくる感じがするんですよ。 あ、一応お断りしておくと基本的に KiKi は恋愛小説みたいなものはあんまり趣味じゃなくて、恋愛シーンにときめいたりすることは皆無なんですけどね(苦笑)。 そうそう、そして第2部から登場したシェラも少しずつ興味深いキャラになってきています。 そしてシェラが無意識ながらもその一翼を担っていたファロット一族がなかなかいい味を出しています。 (全文はブログにて)
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ポーラとウォルを結婚させようと奮闘する面々。ベノアのジルの過去―そしてリィはファロット随一の殺し屋レティシアと一騎打ちの対決! 相変わらずの恋模様。何だろう、此処まで全員メインキャラ全員に集中して相手を見つけなくても…と思わないでもない。
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物語は佳境に入ってきた。ここに至ってようやくリィに拮抗する力を持つ敵が出現。いつまでも、リィの力が登場人物の中で圧倒的であると物語がマンネリに陥る。著者はよく物語進行のツボを押さえているなと思う。続刊を次々出すべし。
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