ザ・トヨタウェイ(下) の商品レビュー
翻訳が優れていて、非常に読みやすかった。 米国でトヨタという日本的な企業が、その風土を変えずに輸出したということに驚きを感じる。 昨今はローカライズし、現地に合わせた方法を使うものだが、それをしない粘りにトヨタの強さがあるのだろう。 現地現物、しっかりと身体に刻み込みたいキーワ...
翻訳が優れていて、非常に読みやすかった。 米国でトヨタという日本的な企業が、その風土を変えずに輸出したということに驚きを感じる。 昨今はローカライズし、現地に合わせた方法を使うものだが、それをしない粘りにトヨタの強さがあるのだろう。 現地現物、しっかりと身体に刻み込みたいキーワードである。
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上下巻を通しで読みました。リーン、TPSの土台となる思想を関係者のインタビュー、実例、分析によって書き表した本書は頭のなかにカイゼン活動の有用性、普遍性を教えてくれます。ただ、製造現場で有効なことは、わかったのですが、開発やサービスでの活用については、まだ私には府に落ちてない印象...
上下巻を通しで読みました。リーン、TPSの土台となる思想を関係者のインタビュー、実例、分析によって書き表した本書は頭のなかにカイゼン活動の有用性、普遍性を教えてくれます。ただ、製造現場で有効なことは、わかったのですが、開発やサービスでの活用については、まだ私には府に落ちてない印象なので、これから読む実践編に期待します。
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上に引き続き読みました。 下でも上同様、あまり他のトヨタ本では取り上げられていない、プロセス管理、人材育成体系、意思決定について書かれています。 特にこの本で為になるのは22章以降のトヨタウェイを他の会社で活用する方法です。トヨタ式を導入する企業は多いですが、実際に上手く...
上に引き続き読みました。 下でも上同様、あまり他のトヨタ本では取り上げられていない、プロセス管理、人材育成体系、意思決定について書かれています。 特にこの本で為になるのは22章以降のトヨタウェイを他の会社で活用する方法です。トヨタ式を導入する企業は多いですが、実際に上手く取り入れられている企業をあまり聞かないその理由が分かります。 大切なのは「トータルなカルチャーをゼロから作ること」
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Kodama's review 創業者の豊田喜一郎氏に関する有名な話。「ある日、喜一郎氏が工場の中を歩いていると、作業者が頭を掻きながら研削盤がうまく動かないと言っているのを見つけた。喜一郎氏は袖をまくり上げオイルパンの中に腕を突っ込み、どす黒いスラッジをすくい上げ、床...
Kodama's review 創業者の豊田喜一郎氏に関する有名な話。「ある日、喜一郎氏が工場の中を歩いていると、作業者が頭を掻きながら研削盤がうまく動かないと言っているのを見つけた。喜一郎氏は袖をまくり上げオイルパンの中に腕を突っ込み、どす黒いスラッジをすくい上げ、床に叩きつけると、『自分の手も汚さずにどうして仕事が出来ると思っているのか!』と言った…」 (06.11.22) お勧め度 ★★★☆☆
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090108-0117 【読中の引用】 ・基本原理−整理して、見やすくする=5S 1)整理 必要なものと不要なものを区分けし、不用品を処分する。 2)整頓 あらゆるものは決められた位置があり、決められた位置に置かれる。 3)清掃 設備の定期的な清掃は、品質問題や設備の故障の...
090108-0117 【読中の引用】 ・基本原理−整理して、見やすくする=5S 1)整理 必要なものと不要なものを区分けし、不用品を処分する。 2)整頓 あらゆるものは決められた位置があり、決められた位置に置かれる。 3)清掃 設備の定期的な清掃は、品質問題や設備の故障の原因をみつける点検業務の1つになる。 4)標準化 (ルールつくり)最初の3Sや管理・監視するためのシステムや手順を作る。 5)規律の維持 職場の管理された状態を維持することは絶え間ないカイゼン活動の一部である。 ・PDCA 状況の把握 1.タイトル 2.背景(依存する価値、期待、方針、目標または計画) 3.現状(ニーズの分析と与えられた条件) プラン 4.推薦(コスト利益) ドゥー 5.実行(計画の詳細) C、A 6.フォローアップ(予想された結果−いつ・どのようにチェックされるのか)
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1990年代に注目を集めたMITのウォーマックの「リーン生産」論は おもに、トヨタのムダをそぎおとした生産方式に着目していたが、 ジェフリー・K・ライカーは、その背景にあるトヨタの根本的な 思想や価値観に着目して、トヨタウェイという一連の原則としてまとめあげた。 トヨタのグローバ...
1990年代に注目を集めたMITのウォーマックの「リーン生産」論は おもに、トヨタのムダをそぎおとした生産方式に着目していたが、 ジェフリー・K・ライカーは、その背景にあるトヨタの根本的な 思想や価値観に着目して、トヨタウェイという一連の原則としてまとめあげた。 トヨタのグローバル展開が急激に進み、アメリカでの大きな成果と ブランドとして認めらて行く中で、トヨタの考えや他の自動車メーカーと 何が違うのかが着目されてきた中で発表された本。 トヨタの現地法人などを中心に丹念にトヨタの哲学が分析されている。 日本でも一時期、ベストセラーとなった有名な一冊。
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