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失われし書庫 の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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元刑事、現古書店経営…

元刑事、現古書店経営のクリフ・ジェーンウェイが登場するシリーズ第3弾。1弾目が謎解き趣向が大きかったのに対し、今回はサスペンス趣向が大きい。 オークションで買った本に対し、それは元々は私のものだった本ではないかと老婆が現れる。そこから物語が始まる。ギャングなども現れ、一種の活劇要...

元刑事、現古書店経営のクリフ・ジェーンウェイが登場するシリーズ第3弾。1弾目が謎解き趣向が大きかったのに対し、今回はサスペンス趣向が大きい。 オークションで買った本に対し、それは元々は私のものだった本ではないかと老婆が現れる。そこから物語が始まる。ギャングなども現れ、一種の活劇要素もある。終盤にある殺人事件の謎が解かれるのだが、そこら辺はやはり本格系。様々な要素が絡み合った作品。

文庫OFF

2024/05/06

(借.新宿区立図書館) 探検家リチャード・バートンを巡る「失われた歴史」が書かれた書を巡るミステリー。アメリカらしいといえばアメリカらしいハードボイルド的内容。

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2023/12/26

2023/12/3読了(再読) 〈ジェーンウェイ〉シリーズは、今回は趣向を変えて歴史ミステリなのだが、まずもって、リチャード・バートンを知らない(文学愛好者の世界では常識なのかも知れないが)。知らなくっても、作中できちんと説明してくれるし、ストーリーは相変わらずスリリングで楽しめ...

2023/12/3読了(再読) 〈ジェーンウェイ〉シリーズは、今回は趣向を変えて歴史ミステリなのだが、まずもって、リチャード・バートンを知らない(文学愛好者の世界では常識なのかも知れないが)。知らなくっても、作中できちんと説明してくれるし、ストーリーは相変わらずスリリングで楽しめたのだが、やはり、人物・歴史の背景を抑えて読んだ方がもっと楽しめたのだろうな、と惜しい気持ちにはなった。

Posted byブクログ

2021/05/30

R・バートンの稀覯本を入手して一躍時の人となった古本屋クリフを、それは私の書庫から盗まれた本だと主張する老婦人が訪れた。彼女の祖父はバートンと交流があり、献本で埋め尽くされた一大書庫を持っていたが、祖父の死と同時に騙し盗られたという。彼女の頼みで失われた蔵書の探索を始めた矢先、ク...

R・バートンの稀覯本を入手して一躍時の人となった古本屋クリフを、それは私の書庫から盗まれた本だと主張する老婦人が訪れた。彼女の祖父はバートンと交流があり、献本で埋め尽くされた一大書庫を持っていたが、祖父の死と同時に騙し盗られたという。彼女の頼みで失われた蔵書の探索を始めた矢先、クリフの周囲で強盗殺人が。だが元刑事のクリフの勘はこれは計画的犯行だと告げていた…本好き垂涎の古書蘊蓄ミステリ。

Posted byブクログ

2018/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古書店主のクリフォード・ジェーンウェイは元刑事だ。本好きが高じて古書店主となった。リチャード・バートンの「メッカ巡礼」の初版本をオークションで買った。その本には献辞が書いてあった。「チャールズ・ウォレンに大いなる同伴者にして最良の友、…」と。そして彼の店に、その本は祖父の本だという老婆が訪ねてきた。祖父の名前は、チャールズ・ウォレンだという。そして祖父の本はだまし取られた、それを捜してほしいと。古書店主クリフ・シリーズの第三巻目だ。とても面白かった。

Posted byブクログ

2018/04/18

前に読んだ「幻の特装本」より好みです。 実在の人物の空白期間を上手に使ってミステリー仕立てだし 登場する女性達が 皆個性があって素敵。

Posted byブクログ

2017/03/17

再読。 無駄な人死にが多すぎて切ない。その人殺す必要あったか!?っていう。 歴史ミステリ的な部分が良かったです。

Posted byブクログ

2016/02/13

帯表 八十年前に失われた稀覯本の山と幻の作家の真実・・・ 元刑事の古書店主クリフに再び人生の転機が訪れる! 『死の蔵書』『幻の特装本』に続く古書店探偵クリフ・ジェーンウェイ・シリーズ最新作

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2014/09/09

ミステリ好きなのですが、こういう埋れた謎を追う物語も面白いな!と思った一冊(*´﹃`*)いや、これもミステリか?(o゚ω゚)作者とその本の謎が次第に紐解かれて行く感じにワクワクし、その中で生まれた友情に感動(๑′ᴗ‵๑)海外作品はあまり読まないのですが、これはワクワクしたなぁ★最...

ミステリ好きなのですが、こういう埋れた謎を追う物語も面白いな!と思った一冊(*´﹃`*)いや、これもミステリか?(o゚ω゚)作者とその本の謎が次第に紐解かれて行く感じにワクワクし、その中で生まれた友情に感動(๑′ᴗ‵๑)海外作品はあまり読まないのですが、これはワクワクしたなぁ★最後は少しフワッと終わった感じ?

Posted byブクログ

2013/07/29

「古書薀蓄ミステリー」とは帯の言葉。南北戦争を巡る大河ドラマ的展開に引き込まれる。シャーロック・ホームズシリーズ中の「聖徒たちの国」とか一連の新大陸ものの雰囲気を感じた。

Posted byブクログ