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未確認家族 の商品レビュー

3.5

22件のお客様レビュー

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2014/08/31

読者は何の共感も同情もなく、ただひたすらに暴れ狂うおかしな人たちを遠巻きに眺めるしかないって感じ。 発生する事件や振るわれる暴力に一切の弁明(「若気の至りでー」とか「社会が悪いんだー」とか「心神喪失状態だったー」とか)がないって、逆にスゴくないですか? その態度はいっそ清々しく...

読者は何の共感も同情もなく、ただひたすらに暴れ狂うおかしな人たちを遠巻きに眺めるしかないって感じ。 発生する事件や振るわれる暴力に一切の弁明(「若気の至りでー」とか「社会が悪いんだー」とか「心神喪失状態だったー」とか)がないって、逆にスゴくないですか? その態度はいっそ清々しくもあるものの、私は1回経験してお腹いっぱいになっちゃいました。

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2013/08/05

ニューオーダー リグレット=後悔 マン拓女 西武池袋線 ひばりヶ丘 フラッシュバック 覚醒剤 江本インストラクター 克朗 和也 吉村 敦子 美穂 ストレッチ 不利な証言 激安 パキスタンなら絶対死刑 春奈 飯島 西村寿行 京太郎

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2013/04/26

運転していると車の後部座席から「ひゅーひゅー」と空気のもれるようなそんな音が聞こえる。「まだ生きてるのか。早く死ねよ!」…。こんな感じのプロローグから始まる。これは先が知りたくてたまらない。

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2013/04/12

中学生の夏に入院していたとき、父が持ってきた小説の重松清や梨木香歩や宮部みゆきや小川洋子に混じって一冊だけこの本が紛れていた。 とんでもなく暇だった入院生活が二日間ジェットコースターみたいにぶっ飛んじゃったくらいの威力はあった。 もう、今じゃ当時ほど楽しんで読めないなぁとは思うけ...

中学生の夏に入院していたとき、父が持ってきた小説の重松清や梨木香歩や宮部みゆきや小川洋子に混じって一冊だけこの本が紛れていた。 とんでもなく暇だった入院生活が二日間ジェットコースターみたいにぶっ飛んじゃったくらいの威力はあった。 もう、今じゃ当時ほど楽しんで読めないなぁとは思うけど。

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2010/09/30

よく分からない…という言葉が、物語の進み具合と 人物達の頭につく状態でした。 前に読んだ作品よりは人が死なないな、というくらいで 後は別に、という感じ。 話、というかシュチエーションはよくあるものなのですが どうしたらここまですごい家族になるのか。 理性がない状態をそのまま大人...

よく分からない…という言葉が、物語の進み具合と 人物達の頭につく状態でした。 前に読んだ作品よりは人が死なないな、というくらいで 後は別に、という感じ。 話、というかシュチエーションはよくあるものなのですが どうしたらここまですごい家族になるのか。 理性がない状態をそのまま大人にした状態? 飛ばし読みをしても、内容についていける話でした。 ある意味すごい?

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2009/10/04

戸梶ならではの異常性・スピード感に巻き込まれる感覚が好きです。 読み終わった後に不快感を催す事はあるけれど、 読んでいる最中は大して気にならない。 ある種の爽快感がある本です。

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2009/10/04

今まで読んだ小説の中で、最低の主人公が登場する。それも複数で・・。 人を殺してしまった・・それには故意であっても何らかの理由があるのが普通。 しかしこの小説に登場する複数の主人公は、どこかしら狂っている。 まるで物を捨てるように子どもを殺したり、人を刺したり・・もう内容は...

今まで読んだ小説の中で、最低の主人公が登場する。それも複数で・・。 人を殺してしまった・・それには故意であっても何らかの理由があるのが普通。 しかしこの小説に登場する複数の主人公は、どこかしら狂っている。 まるで物を捨てるように子どもを殺したり、人を刺したり・・もう内容はメチャクチャ。 人が死ぬときの描写も、「ビチャ」とか「グチョ」とか擬音にリアリティがあり、どうにも・・^_^; しかしながらスピード感はあるので、気分が悪いと思いつつ最後まで読んでしまった。 何やら、以前読んだ筒井康隆のハチャメチャな小説を思い出した。 でも・・メチャクチャだとは言いながら、こういう短絡的な性格の殺人犯も実際に存在する。 こういう輩に出会ってしまったら、「不幸」としか言いようがないのだろうか。 先週、ニュースなどで取り上げられた山口県光市の母子殺人事件を思い出してしまった。 この犯人が知人に書いたという手紙の文面。 『犬がある日かわいい犬と出合った。・・・そのまま「やっちゃった」、・・・これは罪でしょうか』 この内容が事実なのであれば犯人の少年は、この小説の登場人物の心情が理解できるのかもしれない。 精神的に未熟な人が読むには影響度がありすぎる小説。

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2009/10/04

激安紳士録の途中経過報告書のような作品。どうしようもないバカやキチガイが虫ケラのように活躍。ピカチュー!!!

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2009/10/04

うまく説明できないけど。私にとっては最高のエンターテイメント。 まさに「ノンストップクライムノベル!!」という感じ。 でも、まあ。受け付けない人は全くうけつけないのだろうなー。

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2009/10/04

元ヤンキーの美穂と女遊びに余念がない知弘。二人の夫婦仲は冷え切り、息子も登校を嫌がっている。一方、殺人で服役した和也は出所して前科者の父の家に戻るが、なぜか保護観察官が付き添い、和也らと家族のように暮らす。そんなある日、美穂にマン拓FAXや電波系コミックが届いた。一体誰が、何のた...

元ヤンキーの美穂と女遊びに余念がない知弘。二人の夫婦仲は冷え切り、息子も登校を嫌がっている。一方、殺人で服役した和也は出所して前科者の父の家に戻るが、なぜか保護観察官が付き添い、和也らと家族のように暮らす。そんなある日、美穂にマン拓FAXや電波系コミックが届いた。一体誰が、何のために――。二組の”不道徳家族”の狂気と復讐を描く、超破格の犯罪小説!

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