鏡は横にひび割れて の商品レビュー
クリスティーのマープ…
クリスティーのマープル物の一つです。名女優が村に引っ越してきて、その引っ越しパーティの席上、招待客が死亡してしまうという事件です。マープル物は全体的に、とにかく登場人物がたくさんいて、好き勝手におしゃべりをして収集がつかなくなるのですが、そこを纏め上げるクリスティーの力量はさすが...
クリスティーのマープル物の一つです。名女優が村に引っ越してきて、その引っ越しパーティの席上、招待客が死亡してしまうという事件です。マープル物は全体的に、とにかく登場人物がたくさんいて、好き勝手におしゃべりをして収集がつかなくなるのですが、そこを纏め上げるクリスティーの力量はさすがです。
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殺害の動機には驚かさ…
殺害の動機には驚かされました。犯人の気持ちはわかりますが、こんな理由で殺されたら成仏できないでしょうね。この作品も「クリスタル殺人事件」として映画化されました。
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穏やかなセント・メア…
穏やかなセント・メアリ・ミードの村のいわくつきの家にアメリカの女優が引っ越してきた。盛大なパーティの最中に招待客が変死を遂げた。呪われた事件に老婦人探偵ミス・マープルが挑む。
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ミスマープル作品初読 おもしれーー ほぼ会話劇なのでかなり読みやすい マープルさんのこと勝手に未亡人だと思ってたけど元々結婚を選ばなかった方なのね どういう形で生計を立てていたのか…?かなりいい暮らしみたいだけどお嬢様育ちなのか?? 話の本筋はなんて切ない話なんだ…… いろんな怪しい人が散りばめられてるけど結局はシンプルな動機と出来事に収束するのがいいですね ヘザーが具合悪いのにわざわざ会いに行ったことをマリーナ本人に言うってところですでに軽く違和感はあったけど、当時の公衆衛生の意識からすると普通なんかなーと思ってスルーしていた 風疹かよ 最悪だわ 今こそ読むべき本だわ……みんな、公衆衛生を守ることで生まれる健康と幸福というものがあるのだ…… 読んでてとても悲しかった マリーナ……縁もゆかりもない養子を扶養に入れてまで家族に憧れてたマリーナにやっとできた子供だったのに……養子にしたことはひどいこととはいえ……マリーナ…… 物語の収束はすごーく最後の方でスピードアップして終わる この感じもいい 終わりは本当に切ない エゴも大いにあるけどジェースン、マリーナを本当に愛していたのかもと思う あと話の本題ではないけど家政婦のナイト氏、たしかにこんなん四六時中家にいたら最悪すぎて殺しかねないと思っていたので、チェリーちゃんの申し出があってとってもよかった ミスマープルの生活に幸あれ
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人生の悲哀や不安定性が描かれる.全てが開陳された後も,その動機で本当にここまで人は人を恨むのか疑問な点はあるが,ちょっとした切っ掛けで人生が狂うことがあり,それは決して珍しいことではないのだ,というクリスティにとっては逆説的な人間賛歌なのかなと感じる.
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ミス・マープル シリーズ ⑧ 「鏡は横にひび割れぬ ああ、わが命運もつきたりと シャロット姫は叫べり」 自宅のパーティーで、招待客と挨拶をしていた女優のマリーナが見せた一瞬の表情を言い表すものだ。 その後、招待客の親切すぎる女、ヘザー・バドコックは毒殺される。マリーナが飲むはずだったお酒によって。 ミス・マープルは村の噂話やパーティーの参加者の証言から殺人の謎にせまる。 年を重ね、ままならない自分の環境や変わりゆくセント・メアリ・ミード村を嘆いていたマープルは、年寄りそのものだったが、捜査の話を聞き、殺人の謎を追う姿は、頭脳の明晰さは相変わらずで、さらにどんどん活気を取り戻していく感じがしました。 マープルには元気でかつこいいおばあちゃんでいてほしい。 犯人が何とも悲しい。同情さえ感じてしまう。 自分の行動に悪意がみじんもないまま、誰かの悲しみの原因となってしまう。 自分自身にも悲しみが振りかかる事はあるだろう。 そして自分自身が原因と成り得ることもある事が、心を重くさせられた。
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犯人て… 第1、第2の犯人は同じ人、第3、第4は夫だと思ったんだけど…合ってるかな? どこかで読み落としたのかなぁ、とちょっとモヤモヤ。 読み落としていないのなら、全部を明かさず、余韻を持たせたラストという事になるのかな。いつかまた読んでみよう( ´ー`)
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小さな村だったセント・メアリミードに開発の波が訪れミス・マープルも年をとった感じを出して前半はちょっと寂しい雰囲気で読むのが大変だった。長編で死者が1人だと物語を維持するのが大変な気はするけど他の殺人はあまり必要性を感じないかな。表紙のデザインが好きかな~(笑)
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ミス・マープルシリーズ。 わたしにとっては「ポケットにライ麦を」 「パディントン発4時50分」「カリブ海の秘密」、短編集に続く5作目。 ミス・マープルも70代。 クリスティもこの時72歳だったということで、 作品の中でおばあさん扱いに憤慨する姿や 自分の老いに対する不安などが描...
ミス・マープルシリーズ。 わたしにとっては「ポケットにライ麦を」 「パディントン発4時50分」「カリブ海の秘密」、短編集に続く5作目。 ミス・マープルも70代。 クリスティもこの時72歳だったということで、 作品の中でおばあさん扱いに憤慨する姿や 自分の老いに対する不安などが描かれ、 うんうんわたしも…と共感。 自分の発した何気ないひと言が人に与える影響の大きさ。 このことを深く考えさせられる一作だった。
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マープルシリーズ長編8作目。セント・メアリ・ミード村にも色々変化があり、シリーズを順番通りに読んでいるので時の流れを感じた。高齢になったマープルはほとんど家にいて、安楽椅子探偵っぽくなっている。捜査担当のクラドック警部、友人のバントリー夫人、ヘイドック医師とお馴染みのメンバーも登...
マープルシリーズ長編8作目。セント・メアリ・ミード村にも色々変化があり、シリーズを順番通りに読んでいるので時の流れを感じた。高齢になったマープルはほとんど家にいて、安楽椅子探偵っぽくなっている。捜査担当のクラドック警部、友人のバントリー夫人、ヘイドック医師とお馴染みのメンバーも登場してくれて嬉しい。あとマープルが若かったらクラドック警部とお似合いだっただろうなあとちょっと思った。 マープルは高齢とはいえ頭の良いしっかりした女性なんだけど、お年寄り扱いされることに複雑な感情を抱いているのは共感した。事件についても、トリック云々より人間心理のほうに重点を置いているのがクリスティらしくて良かった。
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