竹久夢二 恋の言葉 の商品レビュー
竹久夢二の女性に関する、詩や日記、手紙の文章をカットとともに紹介したもの。さすが、カットは大正ロマンの趣に溢れていて素晴らしい。「恋人は、逢えば嘘ばかり言い合ふ。別れてかへれば真実のことも考へる」なーんて、洒落ているのか、冷めているのか、ほうほうそうですかという感じの文ばかり。恋...
竹久夢二の女性に関する、詩や日記、手紙の文章をカットとともに紹介したもの。さすが、カットは大正ロマンの趣に溢れていて素晴らしい。「恋人は、逢えば嘘ばかり言い合ふ。別れてかへれば真実のことも考へる」なーんて、洒落ているのか、冷めているのか、ほうほうそうですかという感じの文ばかり。恋愛真っ最中の人なら、じわじわと染みるかもしれないな。竹久夢二と関わった、岸他万喜、笠井彦乃、佐々木カ子ヨの3人の女性について詳しく書いてあるのがいい。
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竹久さんの作品の黒船屋がとてもすき。 彼の書いた,題名の通り恋の言葉。 引用させていただいた部分が,本当に共感できます… さすが,恋多き男! …私なんて経験なさすぎますけどね。笑
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現在、京都国立近代美術館で特別展をしているということで、 図書館にてその名前が目に飛び込んできて借りた本。 その画風もさることながら、 詩や日記での散文も、独特の雰囲気を醸し出していて、 どんどん吸い込まれるように一気読みした感じであった。 シンクロするフレーズもたくさんあっ...
現在、京都国立近代美術館で特別展をしているということで、 図書館にてその名前が目に飛び込んできて借りた本。 その画風もさることながら、 詩や日記での散文も、独特の雰囲気を醸し出していて、 どんどん吸い込まれるように一気読みした感じであった。 シンクロするフレーズもたくさんあったので、 竹久夢二にかんするものをもう少し深く掘り下げてみたいと思う。
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竹久夢二の絵が好きなので、何となく手に取った一冊。 夢二の書いた詩、日記から言葉を抜粋し、夢二の描いた絵も添えられています。 これまで絵は結構見たことがあったけど、よく考えたら生い立ち、経歴とかは知りませんでした。 きっとファンの中では有名なんだと思いますが、なかなかの恋愛遍歴...
竹久夢二の絵が好きなので、何となく手に取った一冊。 夢二の書いた詩、日記から言葉を抜粋し、夢二の描いた絵も添えられています。 これまで絵は結構見たことがあったけど、よく考えたら生い立ち、経歴とかは知りませんでした。 きっとファンの中では有名なんだと思いますが、なかなかの恋愛遍歴をお持ちの方だったんですね。 美人ばっかりでした。 絵は勿論情緒溢れる、夢二らしい素敵なものでした。 奥さんをモデルにしたと思われるものが何点かありました。 魅力的な絵を描かれる理由が何となくわかります。 今度時間があるときに何度かじっくり読み返したいです。 中で印象に残った言葉を紹介しておきますね。 孤独 いさかひをする時だけが 「私達」 人はみなひとりびとりだ キスする時も。 『恋愛秘語』大正13年
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竹久夢二の生涯は多くの艶やかな女性達によって彩られている。 その恋愛哲学が自身の情緒ある挿絵とともに
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