佐藤さん の商品レビュー
中学校の図書館にある、誰も一度も開いたことがなさそうな本で面白そうな本を読んで、機会があったら中学生に紹介しようシリーズ?のー冊。 主人公のぼくは高校1年生で、隣の席の佐藤さんが怖い。佐藤さんは、優しくて感じの良い女子だが、いつも幽霊が憑いていて、ぼくは幽霊が見えてしまうので怖い...
中学校の図書館にある、誰も一度も開いたことがなさそうな本で面白そうな本を読んで、機会があったら中学生に紹介しようシリーズ?のー冊。 主人公のぼくは高校1年生で、隣の席の佐藤さんが怖い。佐藤さんは、優しくて感じの良い女子だが、いつも幽霊が憑いていて、ぼくは幽霊が見えてしまうので怖い。 主人公は真面目で優柔不断な男子高校生。朗らかに思った事が言えるようになりたいと考えている。テーインズ向けのありがちな話だが、話に引き込まれサクサクと読める。中学生にオススメするのに丁度良い。 あとがきに、作者は中学生3年生でこの作品を書き始めたとあり、この情報も中学生に伝えたいと思う。 講談社児童文学新人賞受賞作。
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霊に取り憑かれやすい隣の席の佐藤さんと、幽霊が見える佐伯くんのお話。 佐藤さんに取り憑いた安土さんもいいキャラ(^O^) 中学の時にいじめ?られてた過去と決別するために、除霊することにした。 佐藤さんにも実は決別したい過去があって・・・ 2人が付き合ってからの、佐伯くんの独白が...
霊に取り憑かれやすい隣の席の佐藤さんと、幽霊が見える佐伯くんのお話。 佐藤さんに取り憑いた安土さんもいいキャラ(^O^) 中学の時にいじめ?られてた過去と決別するために、除霊することにした。 佐藤さんにも実は決別したい過去があって・・・ 2人が付き合ってからの、佐伯くんの独白が好きです。 しっかりつかまってないと、世界はどんどん進んでってしまう。佐藤さんもしっかりつかまえとかないと、僕は振り落とされちゃうみたいな
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娘が読書感想文用に借りた本。 「どう書いていいのかわからないから、お母さんも読んで手伝って 泣」だって。 読みました。いいお話でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
僕・佐伯智樹は、高校生になって1ヶ月、隣の席の佐藤さんをいつも見てしまう。佐藤さんは大人しい女の子で、顔もまあ普通の上くらい、普通にだれにでも優しいかんじの佐藤さんが、僕は怖い。だけど、見てしまう。なぜなら佐藤さんにはいつも幽霊が憑いているから。 集で除霊をしているらしい佐藤さんだが、ある日、僕が霊を見えていると分かってしまう。そして、除霊に力を貸して欲しいと言う。 今回、佐藤さんに付いている霊は安土良介さん。もと大学生。オバケなのに明るい性格で、ぼくが見える人だとわかると、喜んでしゃべりかけてきた。彼女とケンカ別れしたままなので、成仏できていないのだった。 僕と佐藤さんは、オバケの安土さんを成仏させてあげられるのか。 そして、僕と佐藤さんは、それぞれ 悩んでいたことを克服できるか。 普通に(?)純朴な高校生がでてきて、ホッとする。 最後の展開は ちょっとアレですが、ハッピーエンドで、読んでて楽しい話。
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ぐだぐだして思春期で、地味にじんわりくる。 登場人物はぐだぐだだけど文章は素直にまっすぐ書かれているから、素直にひねくれずに読める。
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こんな男子っているのかな?ちょっといらっとしましたが、佐藤さんの書き方は良かったです。 最後の件の佐藤さんへの虐待はちょっと話の展開に無理があるような気もしましたが、中学生の時に書いたなら仕方がないかなって。
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ほんわかした内容で、くすっと笑えるし好きでした。最後の方の展開が急にシリアスになって、ちょっととってつけたようだったかな?でも、かわいいラブコメディでした♪
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冒頭から引き込まれ、あっという間に読み終えた。非常に読みやすい。幽霊のような非現実的なものが出てくるが、高校生の日常とかがリアルに描かれている。前向きな主人公たちにも好感を持てた。 中高生に読ませたい本。ちなみに講談社児童文学新人賞佳作受賞。現役高校生が書いた作品。
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キラリと光るものはあるんだけど、もうちょっと深く掘り下げてほしい!でも中学3年でここまで書けたらすごいですね。
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『佐藤さん』という、シンプル且つ、インパクトのあるタイトルに魅かれて手に取った本です。最初のページをめくると『僕は佐藤さんが怖い。べつに佐藤さんがいつでもナイフを隠し持っているとか、とんでもない不良だとか、とにかくそういうわけではない。佐藤さんはいたって普通の女の子だし、誰にでも...
『佐藤さん』という、シンプル且つ、インパクトのあるタイトルに魅かれて手に取った本です。最初のページをめくると『僕は佐藤さんが怖い。べつに佐藤さんがいつでもナイフを隠し持っているとか、とんでもない不良だとか、とにかくそういうわけではない。佐藤さんはいたって普通の女の子だし、誰にでも優しくて、もちろん僕に対しても例外ではない。・・・』とあり、なんだかピンと来るものがありました。それは、面白そうな本特有の匂いのようなもの。読んでみるといい意味で僕が佐藤さんを敬遠している理由に裏切られたし、やっぱり面白かったです。読んだ後で、この本が講談社児童文学新人賞を受賞していたこと、受賞した当時、著者は中学三年生だったことを知り、他の著書も読んでみたくなりました。
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