本物の実力のつけ方 の商品レビュー
ゆとり教育政策批判の話。ゆとり教育受けてきた人はどうすれば良いのだろう?と思ってしまった。著作内に記述はされているが、学び方もよく確立できていない状態なので、不安の残る読後感になってしまった。
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和田氏と榊原氏の対談をまとめた本。日本の将来を担う教育やその他の制度を評論し、著者らの思いを提言する。榊原氏は元官僚・ミスター円と呼ばれた男。
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・外から再評価するとものがよく見える ちがう国の文化を知ることでそれとの比較から日本の文化を意識するし、深く理解もするからです。 ・目的意識を持って取り組む 頭がまだ柔軟な若い頃に海外へ留学することを推奨している。自分でも体験してきたことだが、異質な文化に触れることがその人のもの...
・外から再評価するとものがよく見える ちがう国の文化を知ることでそれとの比較から日本の文化を意識するし、深く理解もするからです。 ・目的意識を持って取り組む 頭がまだ柔軟な若い頃に海外へ留学することを推奨している。自分でも体験してきたことだが、異質な文化に触れることがその人のものの見方を広げるし、新しいものを創造するときに必要となる知的な刺激にもなるからである。また、日本語以外の言語を習得することは、それだけでその人の活動範囲を広げることにもなる。 大切なのは目的意識を持って取り組むことで、それらの体験を自分がステップアップしていくための糧にできるなら、よかれと思えることは積極的に体験すべきである。そのような形で身につけた知識や技術は確実に力になるし、自分の進もうとしている道と無関係に見えるものがなにかの拍子に役立つこともあるかもしれない。 いずれにしても、最も大切なのは個人の能力を高めていくことである。 ・試行錯誤ができない理由 仕事でもなんでもそうだが、解決法を知っている既知の問題にぶつかるときには、いま知っている方法から適当なものを選択することで最高の対処ができる。しかし、これから取り組もうとしている問題が未知であったり前例がない場合は、決められた方法で対処する単純なやり方では解決できないのである。それゆえに人はこんなとき、従来の手法やマニュアルを試しながら応用方法を検討したり、失敗を繰り返しながら新たな対処法を自力で見つけ出そうと試行錯誤をしなければならないのである。 しかし、完璧主義を目指したところで、それを貫くにはよほどの天才でもないかぎり不可能なのである。そうであれば、まずは不完全な自分の状態を受け入れて、それを前提にした行動を考えることが大事である。たしかに失敗した姿はまわりから鈍くさく見えるし、自分でも惨めに感じるかもしれない。しかし、そこで得られたものは確実に自分の中に蓄積されているので、次のチャンスにそれをうまく引き出すことができれば状況は一変するにちがいない。 そのような可能性を秘めた生き方をしたほうが未来への希望が持てるし、当たらしことにチャレンジして失敗を糧にステップアップを行うくらいの気持ちでいた方が人生はうまくいくというものだ。 だいたい試行錯誤しながらなにかを生み出す能力は、実際に試すことなしにアップすることはない。 結局、試さなければいつまで経っても創造力が磨かれないし、自己愛が傷つくことを怖れてできないというのでは、さらに自分を追い込んでいるようなもので悪循環以外のなにものでもないのである。このようなマイナスのスパイラル(循環)から脱するためにも、つまらないプライドは捨てて、結果が出せなければ「自分のやり方が悪かった」と素直に思える気持ちを持つべきである。 ・「無謀な挑戦」と「試行錯誤」はちがう もともと新しいものをつくる創造と失敗は切っても切り離せない深い関係にある。つまり、失敗と上手に付き合えない人はやはり創造が苦手だったり下手である可能性が高いのである。その失敗は人間の行動につきものだし、多かれ少なかれ過去に失敗した経験は誰にでもある。それを意味あるものにするかムダなものに終わらせるかは、結局は本人の姿勢次第なのである。 人間は弱い生き物である。ともすれば自己防衛に走って、失敗原因を他に転嫁してしまうこともあるだろう。しかし、それでは精神的な成長は望めないし、そのようなことを続けている人はまわりから人格そのものを疑われかねない。結局は、信頼を失い、責任のある仕事も回ってこなくなり、身の置き所がなくなるという悪い方向へ向かうだけである。そんなことにならないためにも、失敗との付き合い方についてもう一度考え直してみる必要がある。
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どこかで聞いたような事がギュッと詰まってる。個人的には知ってることばかりだったけど、この手の本をはじめて読む人には、とてもいい本だと思う。
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頭の中で日々考えていることが的確に文章にされていた という感じで参考になった。 ん?と感じた箇所もあったが、確かに今は明治 維新以来の大変革の時期だとつくづく感じている。 しかし深く考えることを放棄してきた日本人に とってこの大変革に果たして耐えられるのだろうか。 危機意識...
頭の中で日々考えていることが的確に文章にされていた という感じで参考になった。 ん?と感じた箇所もあったが、確かに今は明治 維新以来の大変革の時期だとつくづく感じている。 しかし深く考えることを放棄してきた日本人に とってこの大変革に果たして耐えられるのだろうか。 危機意識の必要性に気づいている人がいった どれくらいいるのだろうか。。。
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