完本 中国古典の人間学 の商品レビュー
中国古典二十四篇の守屋印所論集
『史記』と『三国志』の正史二篇、『論語』や『左伝』の孔子関連書籍、『孟子』や『荀子』、『老子』や『荘子』などの儒老関連書、『近思録』や『伝習録』などの儒教関連書や、『孫子』や『呉子』や『六韜・三略』などの兵書、その他、諸々の古典を薀蓄した本。 各篇20頁ほどを割いて論じてある。...
『史記』と『三国志』の正史二篇、『論語』や『左伝』の孔子関連書籍、『孟子』や『荀子』、『老子』や『荘子』などの儒老関連書、『近思録』や『伝習録』などの儒教関連書や、『孫子』や『呉子』や『六韜・三略』などの兵書、その他、諸々の古典を薀蓄した本。 各篇20頁ほどを割いて論じてある。 巻末に「事項索引」、「人物索引」を収録して、528頁の大著になります。 白眉は『呉子』。 ダメダメだと思ったのは末尾の『菜根譚』で、著者が最も得意とする分野だけに却って引用にばかり頼ってしまい、著者の「菜根譚論」がまったく感じられなかった。単に読み下し文の羅列に終始した印象。 中国史や中国哲学・思想史、または中国古代兵法に関心のある初心者向けの本。 因みに、『三国志』と『諸葛亮集』はスルーしました。俄然熱が入るのが分かっていたので。(どうもこの方は、三国志の引用にばかり頼っていて、そこが嫌です)。 『顔氏家訓』を載録したのは面白い。 飽くまで、学者先生の崇高な思想史論ではなく、作家さんの一般的な文学論と取ってください。
聖熟女☆ミ
コンパクトにまとめられており、分かりやすかった。 生きていく上での知恵、同じ意味を違う言い方で何世代を伝えられてきたのですね。昔の日本人はこれらの古典で学び、現代人はビジネス書で学んでいるのかもしれません。 前に出ず人に譲ること、忍ぶこと、行き過ぎないこと、泰然と構えること。。。...
コンパクトにまとめられており、分かりやすかった。 生きていく上での知恵、同じ意味を違う言い方で何世代を伝えられてきたのですね。昔の日本人はこれらの古典で学び、現代人はビジネス書で学んでいるのかもしれません。 前に出ず人に譲ること、忍ぶこと、行き過ぎないこと、泰然と構えること。。。 今の自分が心しなければならない言葉が沢山見つかりました。
Posted by
500ページ近くある分厚い本ですが読む価値大です!読み継がれてきた歴史書のエッセンスがまとまっている感じですので、その中でも興味のある書物のものを一冊買って読まれるとベターかと思います!
Posted by
この人の本は中途半端なんだよね。 現代の理論を古代に当てはめる愚かさ、春秋戦国時代の知識のなさと読むのが辛い。
Posted by
- 1