セルフコントロールの奇跡 の商品レビュー

ジェームズ・アレン(著者),菅靖彦(訳者)

2023/12/10

内容は『原因と結果の法則』、訳者が違うため印象も少し異なる。「成長する」とは行きつ戻りつだなあと思う。

2010/11/27

また読んだアレンの本。前半はこれまで読んできた原因と結果の法則の第一冊目を違う人が訳してる内容だった。後半は、正しい原理に自分をあてはめていくことの重要性を説いていた。自分の中に確固とした行動原理を持って、目の前のことに対する自分の捉え方を磨いていこうと思った。

大事な在り方として、気高さを身につける努力を惜しまず、ひたすら自分が出来ることに本気で取り組む意識を高く持っていこうと思う。

2010/11/16

哲人ジェームスアレンの詩集の第二編。この世の現実全ては心の在り方が作り出している、ということが、多角的にいくつもの例を出して書かれている。書かれていることは一貫しており、メッセージとしてはシンプルだが、「人は考えていることそのものであり、その人格は、心の中で思ったことや考えたことを全て足し合わせたものに等しい」、「心は人間をかたどる至高の力です」と言った印象的な表現が特徴的。
自らの行いを振り返り、内省するのにとても優れた一冊。何度も何度も読み込んで定期的に自分の行いを見直し、心構えを美しく保っていきたい。

2009/10/04

ニューソート、成功哲学や自己啓発書を語る上では欠かせないジェームス・アレンの著書。そうはいっても、富と名声には縁のなかった人のようであります。

日本では、彼の『「原因」と「結果」の法則』がその手のルーツとされていますが、アメリカではこの本の中の「心のなかの成功(As a Man Thinketh)」が最も有名であるとのことです。

ニューエージ哲学の源流ともいわれていますが、わかりやすさ、手軽さで人気のジャンルであり、哲学というよりも、ハウツー本といってもいいかもしれません。

著作権はすでに切れているので、英語であれば無料で閲覧できます。http://james-allen.in1woord.nl/　詩人としての才もあったようで、原文で読むとまた趣のある韻を堪能することができます。