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イミテーションラブ の商品レビュー

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2012/10/03
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 アフター明けのホスト・八木勇人は、高級ホテルのエグゼクティブフロアから降りてきた男とエレベーターを乗り合わせる。  男は勇人を見て、一瞬、驚いたような顔をするものの「ホストか」と蔑むように呟いた。  それに怒った勇人は、男に名刺を押し付けると、「いつでも相手してやるぜ」とタンカを切ってしまう。  勇人にしてみれば、ただの嫌がらせのつもりで、男が本当に現れるとは思っていなかったのだけれど、その夜、男が店に現れた。  同席していた女性客に、「あの男をオトせたら、お店を持たせてあげる」と唆される。  傲慢な態度の男の正体は、大手グループ企業・穂高コーポレーションの若き社長・穂高秀彰だった。 「男だろうが女だろうが、俺の魅力に墜ちないやつはいないさ」と早速、穂高に近づく勇人だったが――  という感じでした。  アフター明けに穂高と遭遇した勇人は、穂高の発する「ホストか」の一言に腹を立てるけれど、実は、勇人そっくりな知り合いが穂高にはいて、その知り合いがまったくしそうにない格好を勇人がしていたから驚いた、というのが裏にあり。  そんな知り合いに似ている勇人が、ホストなんかをしているのに興味を持って遊びに来た、というところから物語は始まって。  勇人は早い段階で、穂高に惹かれていくので「穂高を落としたら店を持たせてあげる」という女の人の言葉に、「落とせた」と返事をなかなかしない。  そのうちどんどん惹かれていくけれども、実は穂高が、勇人に似ているというその知り合いのことが「好き」だということを知り、勇人はやけになってしまう。  穂高を問いただすことができず、ついふらふらとその人物・若水が助教授を務めているという大学にふらふらと足を運んでしまう。  そこで、若水に遭遇するが、たまたま大学を訪れていた穂高にも遭遇してしまう。  穂高の若水に対する態度に、自分は「身代わり」なんだと思い知った勇人は、穂高を陥れようとする作戦に乗ってしまう――  そんな感じで、最後は若水より勇人が好きだと言ってもらえてハッピーエンド。  いわゆる王道の身代わり話ですね。  ポイントとしては、勇人が自分に対して自身があるというところでしょうか?  普通のBLとしては十分楽しめると思います!

Posted byブクログ