オメガの空葬 の商品レビュー
これは十九郎に捧げら…
これは十九郎に捧げられた物語である。シリーズ前作を通し、常にインパクトを残してきた名参謀・里見十九郎。読めた展開と言えば展開、いつかこの日が来るとは分かっていた…。確かにそうなのですが、それでもつらいです。
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幻将皓は己の戦が間近…
幻将皓は己の戦が間近に迫っていることを、静かな微笑を湛えて感じ取っていた。炎将せん司の最期と、幻将皓の戦いの行方とは。そして十九郎の真実とは。佳境を思わせる展開の果てに、何が垣間見れるか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
正直に言えば十九郎周りの話は読んでいて苦しくなるばかりだ。 彼の気持ちを思えばどれだけ辛いかとも思う反面 いつかこういう日が来ることは分かっていたことであり 道者四人衆からすれば贅沢な悩みとも言えると思ってしまう。 周りからすれば術力があろうがなかろうが、十九郎の価値がそれで変わるわけではないのに 信用されていないような気持ちにもなってしまう。 「助けてくれ」ではなく「助けに行けない」と言われてしまう希沙良もまた 気の毒だと思うのだ。 西城敦が出てくると安心するし、彼といるなら大丈夫、と希沙良が信用しているのは なんだか心温まるところだった。
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出版当時以来の再読。新刊が出たので復習に。 一読して、こ、こんなところで終わっていたのだっけ…と呆然としました。むごすぎる。たぶんこの苦しさを覚えたまま新刊を待つことに堪えきれずに忘れたんだろうな…当分出ないだろうことなんてわかりきっていたし…。思い返してみればこのシリーズを...
出版当時以来の再読。新刊が出たので復習に。 一読して、こ、こんなところで終わっていたのだっけ…と呆然としました。むごすぎる。たぶんこの苦しさを覚えたまま新刊を待つことに堪えきれずに忘れたんだろうな…当分出ないだろうことなんてわかりきっていたし…。思い返してみればこのシリーズを読んでいて苦しい思いをしなかったことがありませんが、思春期に読んだものというのは自分の血肉になっていて、容易には切り捨てられないですね。 オーラバではずっと里見十九郎が好きなので、この人がメインの話が回ってくるといつもうれしいけどつらかったのだということもまざまざと思い出しました。『星を堕とすもの』とかね…。縁側でいとこづきあいしている十九郎と希沙良にはほのぼのしてしまうけれど、まだこの二人のバランスは完全には戻っていないのだとわかるのでそれもつらい。つらいばっかりだな! それにしても修学旅行の朝の冴子ちゃんかわいい。冴子ちゃんと亜衣ちゃんの揺るぎない女子力(こんな言葉は2004年当時はなかった気がするけど)のおかげで、頼りないやら暴走するやらの男どもをなんとか見守っていられる、そんなシリーズ。
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シリーズ第十九弾。 今のところ最新作。 早く先が読みたいです〜 ******** 再読記録 ******** 2009.06.23
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読み始めた頃は、まさか十九郎氏の歳を追い越すとは思わなんだ(笑) 今や忍様とて遙か年下なのだなあ。 どうでもいいが、私は西城氏がとても好きだ。
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いつ・・・完結するんだろう。このシリーズともずいぶん長い付き合いになりました。希沙良が大好きです。彼のエピソード好きだった。
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もう12年の付き合いになりますね…。結末を見ないと死ねない作品のうちのひとつ。(またか)彼本人はそんなこと望んじゃいないだろうけれど、しかしどうか…救われますように。
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いたいね。(悪い意味じゃないよ)本とに。てか、そろそろハイスクールじゃ無くなるんじゃ・・・とゆうかそれに付いて考えると悪い方向にいってしまう気がするので考えるのはやめにしとこ。ああ十九郎。。。ちょっと表紙が・・・
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