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天国で君に逢えたら の商品レビュー

3.5

46件のお客様レビュー

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映画と併せてぜひ。

世界的なウインドサーファーだった著者が、ガンを宣告され、残された時間をかけて書いた物語。ガン患者のカウンセラーの目を通して見える世界。フィクションだが、著者の気持ちが秘められた数々の言葉が染みる。

abtm

2023/10/12

題名が気になって手に取り 表紙の美しい景色に惹かれました。 今を大切に生きる 後悔しないように生きる 家族・友人などの周りの人を大切にする 伝えたいことを伝える・・・ 誰もが分かっていることだけど 中々できていないこと。 いつかではなく今できることから初めよう。 この本を読んで...

題名が気になって手に取り 表紙の美しい景色に惹かれました。 今を大切に生きる 後悔しないように生きる 家族・友人などの周りの人を大切にする 伝えたいことを伝える・・・ 誰もが分かっていることだけど 中々できていないこと。 いつかではなく今できることから初めよう。 この本を読んでそのように思いました。 また がん患者さんと家族が どのように現実と向き合っているのか 不安や恐怖に押し潰されそうになっている 患者さんや家族の心を支えているのは どのようなことなのか 医療に携わる者として深く考えさせられました。 まだまだ未熟者ですが 今回考えてたことを踏まえて 患者さんや家族に関わっていきます。 いつか患者さんと家族に あなたがそばにいてくれて良かった 心が軽くなったり安心した と言って頂けるように精進します。 医療に携わる中で迷ったときには この本に戻ってきたいと思います。

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2021/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

愛する人と結婚を認めてもらうために医者の道に進み ひょんなことからガン患者の胸の内を手紙にしたためる手紙屋ヘヴンを院内でやることになった純一。 ガンにおかされ言うことをきかない自分の体と 未来と死への不安を抱える患者やその家族たちのリアルな胸の内。 小児ガンの愛ちゃん、ハワイに暮らす妻に宛てた不倫の懺悔の手紙を依頼してきたシュージさんの最期。 病気にならないとわからない自分だって抱くであろうその気持ち。

Posted byブクログ

2015/06/26

著者自信も癌を宣告され命を落としている。病気の苦しみは身を持って知っているのだろう。がん患者の心の叫びを代筆する、手紙屋を開業した精神科医・純一と依頼する面々の物語を明るいトーンで描いている。

Posted byブクログ

2013/08/17

ガン患者さんの気持ちを代筆する精神科医のお話。 作者自身がガン患者ということもあり、実体験を生かした内容が表現されていると思われ、心に響くものがありました。 ただ、個人的には、同作者の「神様がくれた涙」の方が、印象が強く心に残りました。

Posted byブクログ

2013/07/31

ガンのために38歳の若さで他界したプロウィンドサーファーの話。ドラマ化及びドキュメンタリーもあるのでご存じの人もいるのでは。

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2012/10/02

精神科医の主人公がガン患者の声に耳を傾け、それを手紙に綴ってゆく物語。映画化していたとは知らずに読了。ガン患者のホスピスというシリアスなテーマである一方で、ひとりひとりのエピソードがどこかコミカルに描かれていました。それは、自身もガンに侵されていた筆者の実感であり希望であったのか...

精神科医の主人公がガン患者の声に耳を傾け、それを手紙に綴ってゆく物語。映画化していたとは知らずに読了。ガン患者のホスピスというシリアスなテーマである一方で、ひとりひとりのエピソードがどこかコミカルに描かれていました。それは、自身もガンに侵されていた筆者の実感であり希望であったのかもしれませんが、「運命を受け入れて前を見る」というまっすぐな気持ちと強さが感じられました。個人的にもう少しサーフィンの知識があればよりイメージが描けて楽しめたかなと思いました。

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2012/09/03

プロウィンドサーファーで、ガンで余命宣告された人の小説。病院でガンに侵された人の話を聞いて手紙屋をする話。感想はなんともいえないものがあるわー。

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2012/01/11

ちょっと設定に無理があったんじゃない?ってのが読んでからの第一印象 でも、今を生きる人に精一杯生きてほしいって気持ちが伝わってきて、感動した 天国ってあるんですかねぇ

Posted byブクログ

2011/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

若くして末期ガンになってしまったプロサーファーの自伝なのかなと思って読んだので、最初はちょっと混乱した。小説であることがわかってからは、とても面白くてページがどんどん先へと進んでいった。著者の経験が小説にとてもいかされているから心をうつのかもしれない。病院に心をケアしてくれるこの小説に出てくる手紙屋さんのような施設があったらいいなぁって思った。小説の舞台となったガンセンターのある築地市場のあたりになじみがあったのでとてもイメージしやすくて物語にひきこまれた。

Posted byブクログ