江戸川乱歩全集(第1巻) の商品レビュー
人は、一人になると、…
人は、一人になると、とんでもないことを始めるもの。それを覗き見るのは、至極楽しいだろう。でも、飽きちゃったんだね。覗き魔の殺人。
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二銭銅貨 一枚の切符…
二銭銅貨 一枚の切符 恐ろしき錯誤 二癈人 双生児 D坂の殺人事件 ほか
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「人間椅子」はやはり…
「人間椅子」はやはり秀逸。この人の作品で、面白くないものってあるのだろうか、と考えてしまう。
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江戸川乱歩の最初期の…
江戸川乱歩の最初期の短編を集めた。デビュー作の「二銭銅貨」、明智小五郎初登場の「D坂の殺人事件」、「人間椅子」や「屋根裏の散歩者」などの名作が収録されている。私は皮肉な結末の「一枚の切符」が気に入りました。
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屋根裏の散歩者は私が…
屋根裏の散歩者は私が初めて読んだ乱歩作品ですが、一気に嵌ってしまいました。
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二銭銅貨、一枚の切符…
二銭銅貨、一枚の切符、恐ろしき錯誤、二癈人、双生児、D坂の殺人事件、心理試験、黒手組、赤い部屋、日記帳、他
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※このレビューにはネタバレを含みます
非常に読み応えがある。 後半かなりのページで言葉の解説などがあり ひとつのお話が終わるごとに作者自身による解説が 入るところも変わっていて面白い。
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江戸川乱歩初期の短編全22話。 海外の推理小説が好きで好きで仕方がないのが溢れ出ている。「心理試験」ではドストエフスキー「罪と罰」まで取り込んでいる。 作品としては既読のものも含まれているが、既読の有名作の出来はすこぶる良い。その反面、初めて読む作品群の中にはいまいちな作品もある...
江戸川乱歩初期の短編全22話。 海外の推理小説が好きで好きで仕方がないのが溢れ出ている。「心理試験」ではドストエフスキー「罪と罰」まで取り込んでいる。 作品としては既読のものも含まれているが、既読の有名作の出来はすこぶる良い。その反面、初めて読む作品群の中にはいまいちな作品もある(本人解説で愚痴ってる作品は特に) そんな中、「赤い部屋」「白昼夢」などで怪奇さを見せ、世間で評判も良かった事。後者では、本人曰く『純粋推理小説から離された一つの動機』との事。同じく動機として触れている「屋根裏の散歩者」「人間椅子」に関しては再読でも魅力を感じる名作。
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続けて読んでみると結構ストーリー構成ってパターン化されてるんだなあ、という発見。 推理する側と罪を犯した側の心理戦、罪を犯す人の心内…そういう人間味がおもしろい。科学や技術で「正しく」解決するのとは違う魅力。
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江戸川乱歩作品、サイコパス的犯行でゾクゾク。何をするのもつまらない郷田。ある日下宿の天井を上り屋根裏を這いまわり、住人の部屋を散歩する。郷田は持ち前の犯罪嗜好癖から殺人を計画する。天井に隙間があり、その真下に住人・遠藤の大いびき。隙間から口の中にモルヒネ液をポトリ。。。遠藤は顔色が白くなり青藍色に変わり、いびきがやみ胸のところが動かなくなり死亡する。警察は完全密室なので自殺で処理するが、明智小五郎は、自殺日に目覚まし時計をセットしするか?というところから郷田の殺人を疑う。明智が郷田に対して罠を仕掛けた!⑤
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