再会は炎のように の商品レビュー

ルーシー・ゴードン(著者),沢木香奈(訳者)

2014/06/23

富豪の娘と両親を亡くした農民の息子との儚い逃避行。十代の若い純粋で短いながらも幸せだったあの頃の記憶から今も抜け出せない二人の愛を描く。
簡単に感情を表さなくなった彼。批難し距離を置きながらも、ささやかな幸せを空の見える焼けた家で追体験することで、過去の不幸と向き合います。
亡くした赤ん坊への彼の慟哭が涙を誘う良いロマです。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3717.html

2009/10/04

舞台：イギリス・ロンドン
　　　イタリア・ローマ、トスカーナ地方
今月11/5の新刊です。
いつもの再会ものなのですが、泣いちゃいました。
15年前の別れがとても悲惨で、そのことを忘れようとして生きてきた２人。
15年前は20歳と17歳のカップルで世間知らずというか愛に一生懸命というか、読んでいる方も恥ずかしいぐらいなんだけど、再会してからのストーリーの間あいだに挿入される若い頃の２人のシーンが上手く出来てるなぁと感心。

久しぶりに最後まで一気に読める本でした。