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文豪ナビ 夏目漱石 の商品レビュー

4.1

21件のお客様レビュー

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文豪の世界にぐっと近…

文豪の世界にぐっと近づけるガイドブック。三角関係に苦しんだ人に読んでほしい「こころ」、思っていることの逆を口にしている人に読んでほしい「それから」など、現代を生きる私達にも通じるテーマを漱石作品の中に見出てくれる。有名人による漱石に関するエッセイや作家評伝など内容充実。これで定価...

文豪の世界にぐっと近づけるガイドブック。三角関係に苦しんだ人に読んでほしい「こころ」、思っていることの逆を口にしている人に読んでほしい「それから」など、現代を生きる私達にも通じるテーマを漱石作品の中に見出てくれる。有名人による漱石に関するエッセイや作家評伝など内容充実。これで定価400円は安い。

文庫OFF

新潮文庫が総力を挙げ…

新潮文庫が総力を挙げた入門書です。作品の紹介から、一部の作品を添え付けることまで見事に編集されています。最近の新潮文庫は文字が大きくなり過ぎるように感じますが、このような方法なら違和感がないのではないでしょうか?

文庫OFF

2024/02/25

中学2年生です。 夏目漱石の人生〜入門編〜って感じの本です。文豪ナビは薄くて読み切りやすい。大作の要約や漱石の人生について知識のある人達が語っているのですが、さすが頭のいい人達が書いた文章だ…ってなります。(いろんな視点で夏目漱石を理解できます。)感受性の高い人ならちゃんと影響受...

中学2年生です。 夏目漱石の人生〜入門編〜って感じの本です。文豪ナビは薄くて読み切りやすい。大作の要約や漱石の人生について知識のある人達が語っているのですが、さすが頭のいい人達が書いた文章だ…ってなります。(いろんな視点で夏目漱石を理解できます。)感受性の高い人ならちゃんと影響受けるんじゃないですかね…?

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2023/10/04

さらっと読めて、夏目漱石の作品ジャーニーが楽しみになる一冊だった。 何から読んだら楽しめるのか、作者はどんな生い立ちでどんな人柄なのか? そういったことも大まかに教えてくれた。 焦らず気ままに夏目漱石の作品を読んでいこうと思った。

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2022/03/08

 既刊の著名な作品の存在をアピールしたいという思いから出版されている「文豪シリーズ」。わかりやすい評伝、ストーリーの要約、声に出して読みたい場面の紹介…。さまざまな工夫で「文豪」を身近なものにしてくれる。  以前から時々『こころ』を読み直してみたいなぁと思っていたので、自分の本棚...

 既刊の著名な作品の存在をアピールしたいという思いから出版されている「文豪シリーズ」。わかりやすい評伝、ストーリーの要約、声に出して読みたい場面の紹介…。さまざまな工夫で「文豪」を身近なものにしてくれる。  以前から時々『こころ』を読み直してみたいなぁと思っていたので、自分の本棚にあった「文豪ナビ 夏目漱石」を手に取った。小学生の頃、高校生の頃、夏休みの読書感想文の宿題のために読んだが、いろいろ疑問だらけだった。親友のKを出し抜いて「お嬢さん」との結婚を決める。Kの自殺。幸せとはいえない先生の結婚生活。そして死。  本書の中にある三浦しをんさんのエッセイに、私の疑問の解釈がいくつかあって(というかツッコミを入れていて)笑った。だいたいサブタイトル?も「先生ったら、超弩級のロマンティストなのね。」だし。  北村薫さんが書かれているように「小説というもの」は、「注意深く読むことにより、さまざまな姿を見せる」。じっくり読んで自分なりに考えてみたいと思った。    

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2022/01/27

読みやすい! 作品の一部も入っているし、ナビの役目もバッチリだし。次に読みたい作品が見つかりました。

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2021/08/29

夏目漱石は全集を持っているのにハンディではないので、文庫本を購入して読んでいると、新潮文庫の「文豪ナビ 夏目漱石」が目に留まり、んなもの読んでもしょうがないと思っていたが、これがおもしろい。 その中に三浦をしんがエッセイ「百年経ってもそばにいる」で「漱石の作品って、実はかなりヘ...

夏目漱石は全集を持っているのにハンディではないので、文庫本を購入して読んでいると、新潮文庫の「文豪ナビ 夏目漱石」が目に留まり、んなもの読んでもしょうがないと思っていたが、これがおもしろい。 その中に三浦をしんがエッセイ「百年経ってもそばにいる」で「漱石の作品って、実はかなりヘンテコリンでおもしろいのだ。」って書いているが、すごい!あたり。 「それから」「門」と続けて読み進んでいるが、ほんとに変。というかもう、息苦しくて…。でも、やめられない。もちろん文豪だから読むに値するわけだけど、しつこさは半端じゃない。 親友がいて、恋人をとりあって、自分のものにしたのに、うじ、うじ、うじ。たまらん。このナビによると、漱石の小説は独特の「三角関係」によって「真実の愛」「愛の高揚」を表現しているのではないかと。そして「こころ」がクライマックスの小説らしいと。 漱石作品ナビ「夏目漱石おすすめコース」は 「坊ちゃん」…痛快ハードボイルド、ロールプレイングゲーム。   ↓ 「三四郎」「それから」「門」…ほろ苦青春恋愛+三角関係   ↓ 「彼岸過迄」「行人」「こころ」…結婚て何んだろう   ↓ 「草枕」…富、地位、名誉、家庭の安楽がだいじか   ↓ 「道草」…幸福はどこにあるのか   ↓ 「明暗」…漱石文学の真骨頂   ↓ 「吾輩は猫である」「虞美人草」「坑夫」…人生こなれて   ↓ 「硝子戸の中」…深い哀しみ、あきらめのあじわい だそう。うーん、読み極めようという気になってきた。

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2020/05/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

※この本には、小説のネタバレがあります って、見やすい所に大きく書いてほしい……。 十年間、苦しんで苦しんで創作し続けたのかと思うと、昔の人の考える「小説」と、昔の人が考えた「小説」って、実は異なるものなのでは……と思えてきた。

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2015/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夏目漱石の書いた有名どころのあらすじが10分くらいでわかる。素晴らしい。 学生のときに1年かけて「三四郎」を読んだので、最後には三四郎は彼女の本質を見極めて終わったよなーとこの解説をちょっと不満に思いつつ、ストレイシープとか懐かしすぎだわー! とにかく、しをんさんの「こころ」の解説がツボ。 車内で絶対ニヤニヤしてた。 「おまえはもうとっくに、俺に惚れてるだろ」って! たしかになんでそんなに先生に執着すんだとは感じましたけど。 そして「おいおい、死ぬ前にずいぶん書いたな」って私も思ってたので、モヤモヤをすぱっと代弁してみせてくれます。 「こころ」っていうと「ようござんす、さしあげましょう」ってお嬢さんをくれるおかみさんが印象的で、お嬢さんの魅力がよくわからなかったし。 「こころ」はもう一度「そういう目」で読んでみなくては。 齋藤孝さんや北村薫さんの解説もよくて、いろんな視点で夏目漱石を楽しめる。 けど、評伝でやたらと森鴎外と対比するのはちょっと興ざめ。森鴎外が好きじゃないからなんだけどさー。 小説だけでなく夏目漱石という人物についても考えさせられた。

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2014/08/18

100年読まれていることが、凄いなと単純に思ったのと三浦しをんのエッセイが面白かったから買ってみた。 今と明治時代では考え方が全く違うと思うけど夏目漱石は、聡明で孤独な人だったのかなぁと勝手に感じている。だからあの文章なんだろう、、、 間違いなく文豪中の文豪です! こころが一番好...

100年読まれていることが、凄いなと単純に思ったのと三浦しをんのエッセイが面白かったから買ってみた。 今と明治時代では考え方が全く違うと思うけど夏目漱石は、聡明で孤独な人だったのかなぁと勝手に感じている。だからあの文章なんだろう、、、 間違いなく文豪中の文豪です! こころが一番好き!!

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