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看護のための生命倫理 の商品レビュー

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2011/09/03

多胎妊娠における減数手術への興味からこの本を手に取った。AID、代理母出産、遺伝子差別、医療実験、インフォームドコンセント、ベビーM事件、宗教と医療などさまざまな問題が取り上げられている。ざっくりと生命倫理について知るには最適だし、クエスチョンがときどき挟まれるので考えさせられる...

多胎妊娠における減数手術への興味からこの本を手に取った。AID、代理母出産、遺伝子差別、医療実験、インフォームドコンセント、ベビーM事件、宗教と医療などさまざまな問題が取り上げられている。ざっくりと生命倫理について知るには最適だし、クエスチョンがときどき挟まれるので考えさせられる。例えば、「不妊治療でやっとできた胎児が出生前診断でダウン症であることがわかった。母親は「私達は「ふつうの子」が欲しいんです。といって堕胎を決意した。看護士としてあなたなら、なんと声をかける?」「HIVの特効薬がひとつしかないとして、レイプをした男性。レイプをされた女性。どちらに、与えますか?(医師として、どのように患者の優先順位をつけるか?)」といったような、具体的な問い。考えても自分の出した結論があっているのかどうかわからない。というか、正解なんてない。生と死。よく生きること。よく死ぬこと。生き地獄。やすらかな死。といったようなことについて考えさせられる。

Posted byブクログ

2009/10/04

人間の生と死を真っ向から見据える生命倫理の本。なに?と思われる人に必見です。生きることとは、死んでいくこととは?何かをかんがえさせられる一冊です。

Posted byブクログ