駆け引きのルール の商品レビュー

秋月こお(著者)

アッジール王がついに…

[文庫ＯＦＦ]

アッジール王がついに国を取り戻した。任務を果たして日本に戻った美晴の初仕事は外相の警護だった。以前より遥に逞しく成長していた剛志に美晴は目を見張り。止まっていた恋が動き出す。

アッジール王編完結?…

[文庫ＯＦＦ]

アッジール王編完結?!立花に惚れこんでいる剛志は、立花を守るため、立花の想い人であるアッジール王の影武者をする事になり・・・自分を大事にしない立花の側にいるために、悔しい思いをする剛志。それでも、諦めたりしないところがいいですね～そして、砂漠の国で生死を賭けた経験が、まずは仕事面で、立花の信頼を得る事になり・・・やっと、一歩前進って所です。

アッジール編完結！？…

[文庫ＯＦＦ]

アッジール編完結！？必死な西條に対し、相変わらずな美晴。その駆け引きが面白いのは勿論の事、仕事に対する真摯な姿勢も好きです。

砂漠の国での生死を賭…

[文庫ＯＦＦ]

砂漠の国での生死を賭けた経験が、剛志を頼もしいパートナーに成長させていた。そんな剛志に美晴は、信頼をもちはじめ・・・。

特に考えずに書いたら…

[文庫ＯＦＦ]

特に考えずに書いたらこうなるという手本。

2013/12/23

シリーズ第３弾

アッジールが政権奪還のために帰国する時彼についてアラブに降り立った美晴たち。王権回復の為に有力な家に交渉に来ていたが、アッジールの存在が政府軍に洩れ、撤退を余儀なくされる。
アッジールの替え玉になり足止めを目論んだ剛志と美晴は掴まってしまい、剛志は拷問を受ける。美晴は過去のトラウマに重ねてそれまでの緊張感からか自分を見失って心神喪失になり誰も分からなくなっていて、、、。

うーん、何気に壮絶。死と隣り合わせにあるってこういうことなのねと、まぁ小説なのでそこまで酷い描写ではないけれど。
他のSP小説のように警護による緊張感はあっても華々しい内容なのかと思ったら、結構ちゃんと重く掘り下げていて、しっかり読ませてくれました。
期待を裏切らない作家さんですね。
内容が内容だけにエチ場面が無くて残念だったけど、残り3巻、少しずつ剛志を認めてきているようだし、どうにかなっちゃうのかな？
ちなみに私はアッジールが好きです。他作家さんの甘々な小説みたいにたとえ国王とであっても、出来上がって遠距離恋愛してくれたらいいのにと思ってしまった（笑）（そうすると、剛志が相手ではなくなって、最初のプロットと変わっちゃうんだろうけどｗｗｗ、それでもいいんだけどなぁｗｗｗ）

そして、やっぱり絵がねぇ、、、。
こういうしっかりした文章の時にはしっかりした絵を描く人を絵師さんに選ぼうよ、、、、。

2009/10/04

アラブから帰国して、今度は日本の外相の護衛に。ここで出てくる外相がとっても魅力的で、この人の登場で作品に新たな味を加えている。