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チャングム(3) の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2009/10/04

三巻が出たというので、母が買ってきた。 今回は官婢になったチャングムが周りの助力を得て、低い身分ながらも地方でその名をあげ、宮廷に戻って、王様や王妃の信頼を得ながら、男尊女卑と戦う。 という話。 と書くと陳腐な話だが、なんでしょうね。 話って案外、あらすじにすると陳腐なくらいの...

三巻が出たというので、母が買ってきた。 今回は官婢になったチャングムが周りの助力を得て、低い身分ながらも地方でその名をあげ、宮廷に戻って、王様や王妃の信頼を得ながら、男尊女卑と戦う。 という話。 と書くと陳腐な話だが、なんでしょうね。 話って案外、あらすじにすると陳腐なくらいの方が面白いと思うんですよね。 まあ、これは実際にあった話だから、なおさら、陳腐でもどこか納得できるようなところがあるんですが、割とサクセスストーリーって、陳腐であっても勢いがあると、それが面白いと思うのです。 ともかく、ことあるごとに男女差別に突き当たり、嫌がらせをされるチャングムですが、圧倒的な医療技術の差を見せつけ、身分の高い人間の新任を受けることによって、自身の、ひいては全国の女性の地位向上に貢献したらしい。 なんとなく、こう、感覚としてやはり難しいのですが、日本でもやはり差別というのはあったのだろうし、差別が多い時代、少ない時代があった後思うんですが、総じて、日本の場合、男尊女卑が明文化され、また日常的であったのはむしろ近代以降なのではないかと思うのです。 明治以降の西洋化したときから戦後まで、というか。 戦国時代でも、一部の女性が史実に名を残していたりするわけで、江戸時代とか、普通に女性も職に就いていたし……差別の感じが少し違う感触がして、それは、現代的な感覚で昔の話を読むから余計なのかも知れないのですが、差別があって、それをされている側が完全に受け入れている、洗脳されきって、それを屈辱にも思わない、というのは何となく辛いんですよね。 勿論、現在日本でもそういった差別は厳然としてあるのですが。 そんなことを考えさせられました。 三巻は何か、さーっと、駆け足に通り過ぎてしまって、小説としてのレベルは大変あれですが それでもいろいろと面白かったです。 (200501月12日)

Posted byブクログ

2009/10/04

 韓国のドラマ「チャングムの誓い」にたいそうはまったので読んでみたのですが、ドラマのとはまったく違いました…。そしてあっさり終わりました…。なんとか感涙はいたしませんでした。

Posted byブクログ