GOSICK(4) の商品レビュー
学園に潜む錬金術師の亡霊からの挑戦と、アブリルを迎えた三角関係。人慣れしていない為悪気なく口が悪く久城の言葉に後で簡単に泣いたりするヴィクトリカのまだかなー他懲りずに久城を慕う様子が可愛い。科学の、機械の戦争となる次の嵐でのヨーロッパ最後にして最大の力で武器と言われるヴィクトリカ...
学園に潜む錬金術師の亡霊からの挑戦と、アブリルを迎えた三角関係。人慣れしていない為悪気なく口が悪く久城の言葉に後で簡単に泣いたりするヴィクトリカのまだかなー他懲りずに久城を慕う様子が可愛い。科学の、機械の戦争となる次の嵐でのヨーロッパ最後にして最大の力で武器と言われるヴィクトリカが不穏でざわめいた。
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何度目か分からないくらいの再読。 ラブコメはちょっと苦手だけど、GOSICKはヴィクトリカと久城のかけあいが微笑ましくって、読みながらにやけちゃう。この2人は最後まで見届けたいな〜。 今はこの富士見ミステリー文庫ではなく、角川文庫で出版されているが、こちらの方は桜庭さんのあとが...
何度目か分からないくらいの再読。 ラブコメはちょっと苦手だけど、GOSICKはヴィクトリカと久城のかけあいが微笑ましくって、読みながらにやけちゃう。この2人は最後まで見届けたいな〜。 今はこの富士見ミステリー文庫ではなく、角川文庫で出版されているが、こちらの方は桜庭さんのあとがきがある(狛犬泥棒さんも久しぶりの登場!)。 このあとがき、長くて面白いので毎回楽しみにしていました。 というわけで角川文庫の表紙も可愛くて捨てがたいけれど、個人的にはこちらが好き!
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時が刻む歯車の音に静かに耳を傾けながら、甘いお菓子をほお張りながら残酷なる人の歴史を-カオスをヴィクトリカの知恵の泉が弄ぶ。聖マルグリット学園に存在するもう1つの塔である時計塔で起きた密室殺人。それを追う久城一弥とヴィクトリカ。それはかつてソヴュールに君臨した謎の錬金術師・リヴァ...
時が刻む歯車の音に静かに耳を傾けながら、甘いお菓子をほお張りながら残酷なる人の歴史を-カオスをヴィクトリカの知恵の泉が弄ぶ。聖マルグリット学園に存在するもう1つの塔である時計塔で起きた密室殺人。それを追う久城一弥とヴィクトリカ。それはかつてソヴュールに君臨した謎の錬金術師・リヴァイアサンと関係しているらしい・・・。アブリルと久城、そしてヴィクトリカ。其々の想いが交錯し、徐々に学園に隠された謎が明らかになる・・・。 GOSICKⅣ 個人的に一番の見所は「錬金術師・リヴァイアサン」です。彼は一介の錬金術師でありながらソヴュールの国政にまで進出した人物。しかし彼は錬金術師では無く、そして、それ以外にも大きな秘密があった。その秘密を知ると何故彼が国政にまで危険を知りながら踏み込もうとしたのかが分かります。私はその生き様に凄く驚きと感銘に近いものを受けました。 そして、リヴァイアサンが図書館に残したメモワールから生まれたヴィクトリカとの対戦も良かったです。ヴィクトリカのリヴァイアサンに対する態度には賛辞があったようにも思えベストの終わり方だったように思います(まあヴィクトリカの錬金術師への見解はなかなかでしたがw)。 別の見所はやはり「アブリル」でしょうか。今回初めてヴィクトリカと対峙することになるアブリル。彼女はヴィクトリカに嫉妬を覚えながら色々ちょっかいを出したりします。その光景を見ても久城は恐らく何も気づいていないでしょうか。この回で一番の進展はアブリルの久城への恋への意識です。想いの強さがところどころはっきりと現れてきます。 そしてロスコーの登場も今後に大きな影響を与える模様です。それだけではなくアルベール・ド・ブロワ、ヴィクトリカの父、も登場します。彼がどのようにこの塔の事件と関係しているのかそこを確認して欲しいです。
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夏の息吹が満ち始める山間の学園の奥の奥。高い塔の上も、濃い緑に覆われていた。さらに、その一角には、極彩色の宝石のような、甘いお菓子が絨毯のように敷き詰められ―中心に黄金色の姫・ヴィクトリカは静かに座っていた。時が刻む歯車の音に、静かに耳を傾けながら。甘いお菓子を頬張りながら、残酷...
夏の息吹が満ち始める山間の学園の奥の奥。高い塔の上も、濃い緑に覆われていた。さらに、その一角には、極彩色の宝石のような、甘いお菓子が絨毯のように敷き詰められ―中心に黄金色の姫・ヴィクトリカは静かに座っていた。時が刻む歯車の音に、静かに耳を傾けながら。甘いお菓子を頬張りながら、残酷なる人の歴史を―混沌を彼女の“知恵の泉”が弄ぶ。それが、彼女に課せられた命だった…。聖マルグリット学園に存在するもうひとつの塔―時計塔で起きた密室殺人。それを追う久城一弥とヴィクトリカ。それは、かつてソヴュールに君臨した謎の錬金術師・リヴァイアサンと関係しているらしいのだが!?アブリルと久城、そしてヴィクトリカ。それぞれの想いが交錯し、徐々に学園に隠された謎が明らかになる…。歴史の裏に受け継がれる血塗られた運命とは?ゴシック・ミステリー第四弾。 (BOOKデータベースより) *** 下界に降りたヴィクトリカ可愛い。 アヴリルと話すのに緊張してるヴィクトリカ可愛い。 一弥はあんなに強かったのか。 ちょっとびっくり。 ラストらへんはヴィクトリカに関する不穏な雰囲気もあり、続きが気になります。
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- ネタバレ
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同じ様な風景描写が多すぎる、途中からイライラしてきた。さらに後書きも長すぎ。ストーリーも特に驚く様な展開がなく、個人的に中の下といった評価。自分は断然アブリル派!
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“「まぁ、いいけどね……」 アブリルはうれしそうにうんうんとうなずいた。 それからヴィクトリカのほうを振り返り、明るい声で言った。 「ね、ヴィクトリカさんも行こうよ」 一弥とセシル先生は思わず顔を見合わせた。 声をかけられたヴィクトリカは、小さく、かすかな声で、あっ、と叫んだ。 ...
“「まぁ、いいけどね……」 アブリルはうれしそうにうんうんとうなずいた。 それからヴィクトリカのほうを振り返り、明るい声で言った。 「ね、ヴィクトリカさんも行こうよ」 一弥とセシル先生は思わず顔を見合わせた。 声をかけられたヴィクトリカは、小さく、かすかな声で、あっ、と叫んだ。 諸々の事情によって、ブロワ侯爵と謎の踊り子とのあいだに生を受けたヴィクトリカ・ド・ブロワは、聖マルグリット学園に幽閉されており、勝手に外に出てはいけないのだが、もちろんアブリルはそんなことは知らないのだ――。 楽しそうなアブリルの笑顔を、ヴィクトリカはしばらく見上げていた。悲しそうな、小さな姿だった。 だがその、冷酷めいてはいるが見事な美貌であるところのヴィクトリカの顔に、やがて、かすかに苛立ちのような、怒りのような感情がよぎった。 ぷい、とそっぽを向いて、ヴィクトリカが言った。 「わたしは行かない」 「そ、そうなの?」 アブリルはがっかりしたように小声で答えた。不穏な空気を感じて、一弥は二人のあいだに割って入った。ヴィクトリカを庇おうと口を開きかけたとき、ヴィクトリカがさらにムキになったように続けた。 「く、九城といったよにどこにでも行きたまえ。ふん、どうせ凡人が二人集まっても、1たす1は2にならないのだよ。せいぜい無駄にうろつきたまえ、屁ひきいもり<ニュート>」” アブリルが優しい子すぐる。 ヴィクトリカに関しては謎が深まるばかり。 ブライアンも何者なのさ。 “そして床を蹴って飛び上がり、ブライアンの上に馬乗りになってきた。少年がこぶしを振り上げてブライアンの顔面を殴る。だが、素手の力は自分のほうが数倍勝っていることに、そのパンチでブライアンは気づいた。下から思い切り少年を殴り返す。左目の上を殴られた一弥は、どうやら気が遠くなったようで、ふわりと体重が軽くなる。 ブライアンは起きあがり、一弥の上にのしかかった。拳を振り上げて殴打しようとしたとき、少年がなにか叫んだのが聞こえた。 耳を澄ます。 一弥がもう一度、叫んだ。 「――ヴィクトリカを危険な目にあわせるな!」 そう言っているようだった。 ブライアンはなんだか急におかしくなり、笑いだした。少年のあまりの一生懸命さが滑稽にも思え、しかし奇妙に胸を打つものにも思えた。”
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2010.6 ゴシック4 愚者を代弁せよ ソヴュール王国にかつて君臨した錬金術師リヴァイアサンの 遺した謎をヴィクトリカが知恵の泉で解く! 謎解きにブラックアウトというのはなるほどー!
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これもなかなかおもしろかったな。話が進んできて,世界大戦が来てヴィクトリカと一弥がどうなるのかが今後の楽しみでもあるかな。
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Missingとなかなか雰囲気がダブって良いやら悪いやら。 もうちょっとミステリ色強くても良いんじゃない、と今までのと比べると思う。
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