日本経済を学ぶ の商品レビュー
日本経済についていろいろ触れている作品。 今後の日本のあり方や今までの日本経済の経緯について 論述されている。 自分はとくに失われた10年のところに関心があって 非常に面白い意見を聞くことができた。
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-なぜ、戦後長い間、株主と経営者や従業員との間に利害対立が生ぜずにすんだのでしょうか- アカデミックなタイトルですが、内容は、バブルやその崩壊、その後の経済停滞といった事象・現象が「なぜおこったのかを解明する」というアプローチなので、日本人なら誰もが肌で感じた「疑問」の回答を与...
-なぜ、戦後長い間、株主と経営者や従業員との間に利害対立が生ぜずにすんだのでしょうか- アカデミックなタイトルですが、内容は、バブルやその崩壊、その後の経済停滞といった事象・現象が「なぜおこったのかを解明する」というアプローチなので、日本人なら誰もが肌で感じた「疑問」の回答を与えられ、スッキリすると思われます。後半は日本的経営の話や、環境問題にまで切り込み、問題が「今」の私たちの日常に近づき、飽きさせない。就活直前の学生と経営者には必須で読んでほしい一冊。
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大学生向けということもあり、非常に分かり易く戦後の日本経済がどのような変遷を遂げてきたのかが網羅されている。基本としては最善の部類に入る本。何故政府による産業政策が不要なのか、何故緩やかなインフレが必要なのかがちゃんと説明されてて、「インフレ=悪」と思ってる様な人ほど読んだ方が良...
大学生向けということもあり、非常に分かり易く戦後の日本経済がどのような変遷を遂げてきたのかが網羅されている。基本としては最善の部類に入る本。何故政府による産業政策が不要なのか、何故緩やかなインフレが必要なのかがちゃんと説明されてて、「インフレ=悪」と思ってる様な人ほど読んだ方が良。この程度の知識もないのにエコノミストとか言ってる人は凄いなぁと変な意味で感心する。
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高度経済成長期から平成不況までの日本経済の軌跡を経済政策に焦点を当てながら詳細に解説。 最後に、今の日本の課題と採られるべき政策を提示しています。 バブル崩壊、失われた十年といった言葉は知っていても、『なぜ起きて』『何が問題だったのか』がよくわからないという人にオススメ!
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恐らく近代日本史の知識があれば、この程度は既知であろう。 しかし、何故だかこれまで異常に毛嫌いしていたため、一切知識は無し。その食わず嫌いをようやく克服した一冊。
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経済の回復より構造改革を優先させては、「改革」そのものが、危殆に瀕するという、「改革」の本格的論議が述べられている。基本的に著者は、「改革」については賛成しているのだが、デフレの状態にある社会を、マイルドな「インフレ」の情態にまで持っていかない限り、改革の意義が達成できないとい...
経済の回復より構造改革を優先させては、「改革」そのものが、危殆に瀕するという、「改革」の本格的論議が述べられている。基本的に著者は、「改革」については賛成しているのだが、デフレの状態にある社会を、マイルドな「インフレ」の情態にまで持っていかない限り、改革の意義が達成できないという。 ■この点では、岩田の議論は、一貫している。日銀が、量的金融緩和の解除への意志を、年次目標も無く言い募っている現在(2005年11月)日銀の金融政策が、マクロ経済としてみた場合、正当なのかどうか吟味するには、岩田や、深尾の見解を抜きにしてはまっとうな経済議論は出来ない。 現実経済では、様々な要因により、市場競争が妨げられたり、マクロ経済が不安定になったり、環境が破壊されることがある。その要因は、競争を制限する規制、業者の利益を図る裁量的な行政、一部の業者を優遇する公共調達、受益者負担のない公共事業や補助行政、不十分な情報、市場の外部性、マクロ経済における「合成の誤謬」である。後者の二つが、構造改革によっては解決の出来ない事態である。 財投機関債と財投債の政府保証の及ぶ改革方法の手順の間違いのある郵政民営化、年金改革の賦課方式による若年層の負担増大の悲劇、地方財政改革の日本的悲劇、道路公団の民営化の上下二階方式の規制改革の不徹底と不備、英国の供給側の改革をそのままデフレ不況下の日本に当てはめる愚かさ、構造改革と少子高齢化の問題、日本の企業統治など、現在の日本が抱える社会の問題の縺れた解決の糸を解きほぐす便にはなるに違いない。 memmo 有料道路事業を経営する特殊会社は、自ら資金を調達して、採算性を見ながら、道路の建設費用を負担する。が、それ以上の費用については、公団の資産と債務を継承する保有・債務返済機構からの資金調達や、国・地方公共団体の資金負担を仰ぐ方法も残した。採算を度外視した道路の建設の可能性が残る。 ■日経新聞を含めたマクロの経済の見方、特にマスコミの日銀の金融政策についてのコメントに飽き足りない人には、向く新書版だと思う。
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日本経済の過去・現在・未来を見渡せる良書。著者はリフレ派の代表格であり、マクロ経済の安定化のデフレ克服の重要性を説く。小泉政策の功罪も冷静にまとめられており、非常に有用。良い本です。
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恥ずかしながら、初めて完読出来た新書。(たくさん放置中・・・いつか読む・・・) 基本的に「市場感覚」が全然ナイねんケド、なるべく身近な例に結び付けて考えてみると、経済も面白いなァと思い出しました。
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戦後復興からいわゆる失われた10年、そして日本経済の現状と将来の展望に関して非常によくまとまっている新書です。文章も非常に読みやすく、論理的にも明快で経済おんちでもわかった気になれます。ただこれはあくまで岩田先生流の経済解釈である、ということは念頭に置いたほうがいいかもしれません...
戦後復興からいわゆる失われた10年、そして日本経済の現状と将来の展望に関して非常によくまとまっている新書です。文章も非常に読みやすく、論理的にも明快で経済おんちでもわかった気になれます。ただこれはあくまで岩田先生流の経済解釈である、ということは念頭に置いたほうがいいかもしれませんね。なんにせよお勧めの一冊です。
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