パリの仕組み の商品レビュー
ファッションと言えば、パリ。パリと言えばパリコレ。すっかりファッションの中心地として世界で有名になっているパリ。出版されたのは2004年だが、ファッションの中心がパリからどこかに移ったというニュースを聞いたことがないので、賞味期限は切れていないと思う。 日本のファ...
ファッションと言えば、パリ。パリと言えばパリコレ。すっかりファッションの中心地として世界で有名になっているパリ。出版されたのは2004年だが、ファッションの中心がパリからどこかに移ったというニュースを聞いたことがないので、賞味期限は切れていないと思う。 日本のファッションジャーナリストは、甘口と評価されている。原因として有名デザイナーともめて宅ないところを挙げている。ここにも「忖度」が働いているのだろうか。気にするのは取り巻きでデザイナー本人はけろりとしているかむしろ建設的な批判なら聞きたいと思うのではないだろうか。「こんな人たちには負けない」と言って惨敗の原因を作った5人衆の1人のように器が小さくなければ。そんな人では世界で戦えないか。 あのナチスがパリのオートクチュール業界をベルリンに移そうとたくらんでいたが、ドイツ政府に対して必死になって説得してパリにとどまったとある。文化を守るのは命懸けだ。ほいほい移っていたら今はどうなっていたことか。パリコレならぬアレコレだ。 ファッションショーと言えは、ニューヨークでも開催しているがパリとは違いがあると著者は述べている。ニューヨークは、「ギャップ」のようにカジュアルなスタイルが好まれて、個性的なとんがった服は売れないとある。その一方でパリは、創造性が求められるとある。 パリのオートクチュール組合あⒼ承認する公式オートクチュール会員が11人いる。その中で優位つのアジア人会員はあのモデルやバラエティー活躍している森泉や森星の祖母、森英恵だ。 これからファッション業界はどうなっていくのだろうか。東京のストリートファッションが注目されているというニュースを依然見たことがあるが、今でもそうなのだろうか。パリはこれからもファッションの中心地でいられるのだろうかとふと思った。
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読みやすいがはば広く浅い。 データの信憑性が謎。 gommeのデザイナー真木洋茂は文化服装学院卒とされているがモード学園ではないのだろうか。
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