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巨大化するアメリカの地下経済 の商品レビュー

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2017/01/20
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2004年刊行。そもそもアンダーグラウンド経済は、正確に計測し得ないものの、実体経済のかなりの割合を占めるに至っている。それは例えば違法薬物、性風俗、課税されない事業等がそれに相当する。本書は、アメリカのアンダーグラウンド経済のうち、マリファナ、不法入国者が就く農業労働者、ポルノに関する実情を解読。この中で、ポルノ王と国税・司法当局との対決がまるで映画のようにスリリング。一方、米国の不法入国者就労と搾取の問題は、安価な農産物の輸入という恩恵を被っている日本においては、無関心というわけにはいかないはず。

Posted byブクログ

2014/03/23

マリファナが殺人より毛嫌いされていて、禁酒法のように裏社会を潤している。 依存性も低く、西洋では解禁して利用者が減っている。 犯罪者収容の為に巨額の税金も要している。 そもそも富裕層が娯楽として飽きたから取り締まり始めた? 外国の安い労働力を違法に使用する事で成長する世界。 貧...

マリファナが殺人より毛嫌いされていて、禁酒法のように裏社会を潤している。 依存性も低く、西洋では解禁して利用者が減っている。 犯罪者収容の為に巨額の税金も要している。 そもそも富裕層が娯楽として飽きたから取り締まり始めた? 外国の安い労働力を違法に使用する事で成長する世界。 貧富の差を助長して、いつか来る崩壊を進めている。 見当違いの規制はアダム・スミスの負の遺産? ポルノ規制もまた違法な資金を生み出しており、自由化する事で縮小するかも。 倫理的な側面は規制を解除すると一般的になって魅力を失う。 経済的な面は規制を解除すると無秩序になってしまう。 そんな感じか。

Posted byブクログ