ウィトゲンシュタインと精神分析 の商品レビュー

ジョン・M.ヒートン(著者),土平紀子(訳者)

＜精神分析＞と題名に…

[文庫ＯＦＦ]

＜精神分析＞と題名にありますが、本書は心理療法を学ぶための本ではないです。フロイトと同時代に過ごしたウィトゲンシュタインの精神分析への想いを伴った言葉が記されています。表題は難そうなイメージがありますが、内容はやさしいですので、簡易に読めます。精神分析の賛否は別として、一度読んでみる価値はあるかと思います。

精神分析と題名にあり…

[文庫ＯＦＦ]

精神分析と題名にありますが、この本は心理療法を学ぶための本ではないです。ただフロイトと同時代に過ごした天才ウィトゲンシュタインの精神分析への想いを伴った言葉が記されています。精神分析を少しでも学んだことのある方なら、一度は疑問に思ったこと、ただなかなか口にできなかったことが、ななめに書かれており、なかなか楽しんで読むことができるような気がします。多少物足りなさを感じるところはありますが、簡易に読めると言うこともあり、精神分析の賛否は別として、一度読んでみる価値はあるかと思います。

2009/10/04

図書館で借りた。
ウィトゲンシュタインとフロイトの精神分析についての本。
フロイトは精神に物理のような実体を求めていたけれど、
ウィトゲンシュタインは実体ではなくその用いられ方を重視していた。
ウィトゲンシュタインがメインで取り上げられる。
フロイトについてどう思っていたかなど。
巻末に読書案内がついている。