落合戦記 の商品レビュー
厳しくて優しい監督、それがこの本を読み終えての感想。『痛いところがあったら使わない。代わりの者を出す。しかし、それでレギュラーを奪われるのは自己責任。』
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落合監督がドラゴンズの監督に就任した2004年シーズンのキャンプからペナントレース138試合(選手会ストにより2試合消滅)、西武との日本シリーズ7戦までを取材した観戦記。 落合監督と旧交のある作者がフリーライターの立場で取材している内容が実に生々しく引き込まれた。また、厳しい勝負の世界の中で選手に対する愛情が深い落合監督の素顔も描かれている。 特に開幕戦で先発し、そのシーズンで引退した川崎投手のくだりは涙モノである。 少し休んだら球界への復帰を熱望してやまない。
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