杜氏という仕事 の商品レビュー
久々に日本酒とその他のアルコールをちゃんぽんしたら体調悪くなるね ってな事で、藤田千恵子の『杜氏という仕事』 藤田千恵子さんによる滋賀県の喜多酒造の喜楽長の杜氏で能登杜氏の天保正一さんの取材レポート的内容。 日本酒造りの流れから蔵に関わる人々と仕事内容を分かり易く書かれてた...
久々に日本酒とその他のアルコールをちゃんぽんしたら体調悪くなるね ってな事で、藤田千恵子の『杜氏という仕事』 藤田千恵子さんによる滋賀県の喜多酒造の喜楽長の杜氏で能登杜氏の天保正一さんの取材レポート的内容。 日本酒造りの流れから蔵に関わる人々と仕事内容を分かり易く書かれてたり、杜氏の仕事の大変さや人生指南書としても読めるんじゃないかな 日本酒好きには堪らなく面白い 日本酒造りも色々と時代と環境が変わってきて、色々な造り方があると思うけど、どんな造りでも美味しい日本酒を造る思いには、きっとその味が滲み出てくるんじゃろなぁ、って思います 2019年39冊目
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151212 中央図書館 喜楽長の「きれいだが、旨味もある」の透明感と香味が思い出される。喜多酒造の杜氏、天保正一氏の一年を取材した酒エッセーのようなもの。天保杜氏は能登杜氏。後継者と目していた瀬戸氏に早世され、ふたたび喜楽長を醸す采配を振るう。
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6月23日読了。杜氏という仕事は、日本酒への深い知識・技量が必要であるのとともに、蔵人たちを統率する能力・人間的魅力と、いい酒を造るためなら労力を惜しまない日本酒への愛情、体力、粘り強さとあきらめない精神力が必要な大変な職業なのだな〜と認識。これほどの手間ひまをかけて作られた日本...
6月23日読了。杜氏という仕事は、日本酒への深い知識・技量が必要であるのとともに、蔵人たちを統率する能力・人間的魅力と、いい酒を造るためなら労力を惜しまない日本酒への愛情、体力、粘り強さとあきらめない精神力が必要な大変な職業なのだな〜と認識。これほどの手間ひまをかけて作られた日本酒、日本人と生まれたからには楽しまなくてはもったいないこと極まりない。過去の美点・こだわりを残しつつ、最新の発酵学・工場機器を導入していく。難しいことなのかもしれないが、それができなければどんな仕事・産業も滅んでゆくほかないのだろう。
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文字通り杜氏の仕事を蔵元に1年通いつづけた著者が迫ります。蔵元の1年がどうなっているのか見えてきますよ!
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