日暮らし(下) の商品レビュー
『ぼんくら』から続いてきた、佐吉の母に纏わる因縁の闇がようやく本作で明るみに出て、思いもよらぬ方向へと進んでいく。えーこれはどうなっていくの?それを解決するのは平四郎なの?甥っ子の弓之助なの?ハラハラドキドキしながらクライマックスの段を読み終えた。それでもまだ、お菜屋を始めたお徳...
『ぼんくら』から続いてきた、佐吉の母に纏わる因縁の闇がようやく本作で明るみに出て、思いもよらぬ方向へと進んでいく。えーこれはどうなっていくの?それを解決するのは平四郎なの?甥っ子の弓之助なの?ハラハラドキドキしながらクライマックスの段を読み終えた。それでもまだ、お菜屋を始めたお徳さんのその後や、成長した弓之助のことが気になって仕方がない。これは第3作で描かれるのかな。楽しみにしながら手に取ることにしよう。
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いいね、やっぱり。 宮部みゆきの時代物はそのまま脚本だよな。 間合いのト書きが絶妙で、 それを味わうために読んでいるのだから。 裏切らない味というか。 身体が弱ってきても、苦も無く飲み込めるって感じかな。
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湊屋の因縁がすっきりしてよかった。。にしてもホント葵さんが殺されてしまったことは残念でならない。 生人形のような顔で走り回る弓之助。みごとであった。葵さんの屋敷での一連の行動力と洞察力(?)に、もう唖然とするばかりである。まだまだ子供なのにね。。。おとよ姉さんの婚礼で、これまたあっぱれであるけれど、子供らしさを残したようなお祝いに、ほっとする。。。 彦さんのおみねに対する情に、平四郎と一緒に、おいおい(^^;ってなっちゃった。 積み上げていくことが、生きてくってこと。平四郎の語りがぐっときた。
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2020/12/02 読了 2回目の読了。 9年前くらいに読んでいるらしいけど、 全然覚えがない… 残念 お徳さんのお菜食べてみたいなぁ 平四郎羨ましいな。 平四郎の奥さん好きだな。
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NHKの23年大河ドラマで、徳川家康の家臣・本多忠勝が、周りから幼名の平八郎と呼ばれていたので、文中の“平四郎”をへいはちろうと度々読み違え、ああ違う違うとセルフツッコミを入れていた。でもヴィジュアルイメージはちゃんとドラマで平四郎を演じた岸谷五朗が思い浮かぶ。ドラマは観ていないけれど。 宮部みゆきを読みだしたのは、2015年に日経新聞に連載された『三鬼』がきっかけで、連載終了してから図書館で一冊ずつ借りて読んでいたから、それ以前放映のドラマは観ていないのだけれど、この時期にはとうに大人気作家になっていて、多くの作品が映像化されていた。惜しいなぁと悔やんだものだ。 でも、それから2作くらいドラマを観て思ったけれど、宮部みゆきの一番の魅力は地の文だから、映像になるとそれが生かされないな、と。だから、ミステリドラマ好きでクリスティと横溝の映像作品は極力観ると決めているが宮部はそうでない。ただ、岸谷五朗の井筒平四郎は観てみたかった。雰囲気がぴったりなんだもの。(2017-05-10L)(2024-03-06L)(2024-3-31加筆)
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結局「下」まで一気に読み終わった。どんどん引き込まれて楽しかった。でも、途中から犯人は想像がついていた。ただ、やはり意外性もあったので良かった。
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おもしろかった。 人間模様も素晴らしいし、登場する女性も皆魅力的。 なにより粋。こんな世界があったら行ってみたい。
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手練れの作者による手練れの作品。 人物が沸き立つような描写や、説教臭くならずに人の道や人の業を説くこの手腕はどこから来るのか。
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話がだんだん込み入り、寄り道も多くなり、作者の他の作品と同様ややくどく感じたが、最後の大団円に持っていくには必要な前ぶりだったようである。事件はあらかた弓之助が解いてしまい、平四郎は傍観者にすぎなかったようで、弓之助事件簿と名前を変えてもいいくらいだ。ミステリーの常道で一番事件に関係なさそうな登場人物が犯人であったわけだが、このシリーズ湊屋の一連の物語に終止符が打たれるまでまだまだ続きそうだ。
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再読。もちろん面白いのだけれども、さすがに弓之助がスーパーボーイ過ぎるのと、芝居で落着させるあたりには納得がいかない。興味深いのは長い佐伯のダンナ。前回のシリーズと違ってきれいに落ち着いているところは気持ちがいいけどね。
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