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シャトウ ルージュ の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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妻の性を自分好みにす…

妻の性を自分好みにするために仕組んだ誘拐、そして調教(ドレサージュ)。妻の変化を覗き見する夫。かなり「濃い目」の男の人の願望?が強い本でした。

文庫OFF

夫婦生活に不満を思っ…

夫婦生活に不満を思っていた夫が、妻を調教することを薦められ大金を払って依頼する。その様子を覗き見ながら苦悶し、変わって帰って来る妻をひたすら待つ夫の話。

文庫OFF

妻を自分好みに調教さ…

妻を自分好みに調教させて、その様子を覗き見る夫の話。妻は、確かに変わったけれど…。現実的な話ではないが、趣味が悪い夫だと感じた。高校生の頃に読んで衝撃でしたね。

文庫OFF

夫婦関係がうまくいっ…

夫婦関係がうまくいってない美貌の妻をシャトウに依頼して自分の望み通りに変えようとする話。妻は変わったけれど、夫婦の関係は変わらなかった。心を変えることは、そう簡単なことではないのだ。

文庫OFF

女性心理を見事に描いているところもまた、魅力。

フランスの古城で夜毎くりひろげられる、美人妻の「調教」。それを覗き見る夫。エロティックな調教シーンでさえ品格をたたえた文章、さすがです。女性心理を見事に描いているところもまた、魅力。

zxc

2023/12/29

いいですねー。性への目覚めがリアル。 渡辺洋一さんの性描写は本当にイヤらしくて大好きです。こんな奥さん欲しいわー。 ただ、ラストが何となく想像できてしまったので星は三つ。意外性を求めたかった。

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2023/03/29

本自体よりも解説に納得して渡辺淳一さんの他の本も読みたくなった。『現代の日本社会は、ワイドショーをはじめとして、不倫とか離婚とか嫉妬とか、男女のことにすぐ大騒ぎして、批判するだけでしょう。まずそう言うものに反逆したかった、とともに、もっと自然な性を評価してあげたかった。』 中身は...

本自体よりも解説に納得して渡辺淳一さんの他の本も読みたくなった。『現代の日本社会は、ワイドショーをはじめとして、不倫とか離婚とか嫉妬とか、男女のことにすぐ大騒ぎして、批判するだけでしょう。まずそう言うものに反逆したかった、とともに、もっと自然な性を評価してあげたかった。』 中身は大部分がエロだった。

Posted byブクログ

2020/04/03

結婚して2年、33歳の医者克彦とセックスを嫌う美しい妻月子27歳の物語。妻を愛するためとは私は思えないが、パリ旅行中、契約上の拉致で妻を城に幽閉、拘束された全裸の妻が男たちに調教される様子を覗き見する夫。帰国後は送られた映像を眺めて悶々とする夫。この無謀ともいえる男の策略がもたら...

結婚して2年、33歳の医者克彦とセックスを嫌う美しい妻月子27歳の物語。妻を愛するためとは私は思えないが、パリ旅行中、契約上の拉致で妻を城に幽閉、拘束された全裸の妻が男たちに調教される様子を覗き見する夫。帰国後は送られた映像を眺めて悶々とする夫。この無謀ともいえる男の策略がもたらす行く末はいかに。490頁の大作ですが、半分以下に絞れそうな気がしました。失礼しました。文庫の解説は藤田宜永氏です。

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2022/08/19

主人公の克彦はフランスのパリで、妻の月子を誘拐されてしまいます。驚いた月子の両親は彼のもとを訪れ、月子を取り返してほしいと訴えますが、じつは彼女の誘拐は克彦が仕組んだことでした。 克彦は、妻でありながら彼との肉体関係を忌避しつづけてきた月子を懲らしめるため、フランスで知り合った...

主人公の克彦はフランスのパリで、妻の月子を誘拐されてしまいます。驚いた月子の両親は彼のもとを訪れ、月子を取り返してほしいと訴えますが、じつは彼女の誘拐は克彦が仕組んだことでした。 克彦は、妻でありながら彼との肉体関係を忌避しつづけてきた月子を懲らしめるため、フランスで知り合った「Z」という男に彼女を誘拐して調教を施すことを依頼します。彼の依頼を受けたZは、月子を「シャトウルージュ」と呼ばれる洋館に幽閉し、数か月間にわたって何人もの男女の手で月子の身体に性の悦びを教え込みます。克彦は、Zたちが妻に淫らな行為をおこなっている様子をのぞき見ながら、激しい嫉妬と興奮に苛まれます。 そして月子への調教プログラムがすべて終わり、彼女は克彦のもとへ返されますが、調教によって身も心もすっかり作り変えられてしまった月子はまもなく彼のもとを去り、ふたたびシャトウルージュへともどっていきます。 『失楽園』や『愛ルケ』など、多くの性愛小説を執筆してきた著者の性愛観が、もっともストレートに提示されている作品ではないかと思います。もちろん、キリスト教の圧倒的な影響のもとで涜神としての性愛を発展させてきた西洋とは異なる、日本のエロティシズムを文学的に探究してきた過去の小説家や文学者たちとくらべるといささかスケールが小さいと感じますし、「アメリカの影」といったテーマへの広がりもなく主人公の卑小な西洋コンプレックスが表明されているにすぎないというのもその通りではあるのですが、性の悦びを知らない月子が西洋人の手で開発されていくプロセスが語られていくなかで、著者の性愛観における医学的・自然的な条件に文化的な条件が上書きされているところに、個人的には興味を惹かれました。

Posted byブクログ

2015/10/15

時系列は逆だけど、フィフティシェイズの男性目線版のような。 性愛がテーマだと、描写の上手い下手や好き嫌いではなく、どちらの性目線で描かれているかで読んだ後の違和感が違う。

Posted byブクログ