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網走五郎伝 の商品レビュー

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2010/02/07

感動したり、考えさせられたりするような本では無かったが、ひたすら興味深く読んだ。天井桟敷の俳優・網走五郎の自伝。 普通の不良→天井桟敷、同時に協栄ジム→退団後は沖縄へ→北方領土に泳いで渡る→収容所→国後刑務所→サハリン刑務所→ソ連の精神病院→釈放→尖閣諸島に手漕ぎボートで渡る...

感動したり、考えさせられたりするような本では無かったが、ひたすら興味深く読んだ。天井桟敷の俳優・網走五郎の自伝。 普通の不良→天井桟敷、同時に協栄ジム→退団後は沖縄へ→北方領土に泳いで渡る→収容所→国後刑務所→サハリン刑務所→ソ連の精神病院→釈放→尖閣諸島に手漕ぎボートで渡る→上陸18日目からは右翼団体と共同生活→神主 ソ連の収容所~精神病院のあたりが特に面白かった。 頑健な人だ。 表紙もかわいい。 副題に「もうひとつの天井桟敷」とあるが、天井桟敷や寺山修司について書かれているのは最初の50ページくらいで、それ以降は「寺山さんが覗きで逮捕され」とか「寺山さんの死を知った」とかちょっと思いだす程度。 そのへんがなんか商業的な感じがしてちょっと微妙だとは思う。

Posted byブクログ