図解 ビジネスの現場で活きる思考力と対人力 の商品レビュー
自らを「格闘系コンサルタント」と称する船川淳志氏の解説本。 「ビジネスの極意は身体感覚にあり」ということで、あくまでもビジネススキルの「組み手」の必要性を説いています。 「思考力と対人力」ということで、あくまでも解説的内容は「思考力」の比重が高いのですが、ビジネスマンに必要な「...
自らを「格闘系コンサルタント」と称する船川淳志氏の解説本。 「ビジネスの極意は身体感覚にあり」ということで、あくまでもビジネススキルの「組み手」の必要性を説いています。 「思考力と対人力」ということで、あくまでも解説的内容は「思考力」の比重が高いのですが、ビジネスマンに必要な「ロジカルシンキング」や「クリティカル&クリエイティブ思考」など、端的にまとめてくれているので、実践できているかどうかのチェック用に持ってこいの本です。 「思考力」を説きつつも、それを実際に使ってるのかどうか、自分の日常を振り返って、色々点検できます。 例えば、「思考の4大生活習慣病」。停止系として、「思考放棄」「思考依存」、そして、不全系として、「思考の歪み」「思考の偏り」など。これまでの均質な組織ではなくなりつつある社会や組織において、知識をため込んで独りよがりになるのではなく、相手に正対して、思考し、理解し、ともに問題解決を図ることの必要性を教えてくれます。 「MBAは役立つのか?」のコラムでは、「知識だけなら、本屋ネットで得られるものだ。ディスカッションやプロジェクト中心の授業で、対人思考力を鍛える習慣を身につけることが大切なのだ。」と、「格闘家」らしい明快な答え方をされています。知識だけではなく、あくまでも実戦で鍛えることが肝心!
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この本から学んだこと。■思考力は知識ではないということ。■MECEに考えるときは、目的、対象を見失わない。■相手の話の受信の精度を上げよ。 具体例も少なく、言ってることはわかってもカラダに落とし込めるほどの説得力、内容の濃さはないと思った。
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