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ほうかご探偵隊 の商品レビュー

3.7

35件のお客様レビュー

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2017/10/21

小学生の頃を思い出してニヤニヤしてしまう。 子供の独自の世界や一途さがどっと蘇るよう。 高時くんのたて笛のパーツが忽然と消えた。 これはこのところ連続で起きている消失事件と関係があるのか。 友達の龍之介くんが事件を調べると言いだして、高時くんも一緒に謎に挑むことに。 しっかり者...

小学生の頃を思い出してニヤニヤしてしまう。 子供の独自の世界や一途さがどっと蘇るよう。 高時くんのたて笛のパーツが忽然と消えた。 これはこのところ連続で起きている消失事件と関係があるのか。 友達の龍之介くんが事件を調べると言いだして、高時くんも一緒に謎に挑むことに。 しっかり者でマドンナ的な存在の吉野さん、おっとりした飼育委員の成見沢さん、空回り委員長の神宮寺、おおざっぱな担任の山崎先生、いつもフラフラしている保健室の仁美先生。 個性派ぞろいだけど、いるよね、という登場人物たちも楽しい。 もうちょい盛り上がりがあっても、とも思いつつほのぼのした内容にホッともしている。 是非ちびちゃん達にも読ませたい。 そして「そうなんだ。これから、もっともっと面白い謎解きが出てくるお話を、僕らは読めるんだ」そんな入口に立ってほしいな。

Posted byブクログ

2017/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

騙された!! このミステリーランドのいくつかは、凄惨なものもあるし、てっきりそっちかと思ったら。。。 ミステリーものだとどうしても殺人や、性的事件などあったりしてしまうが 安心して子供に面白いよ!と勧められる一冊。 作者が子どもだったころ。。の特撮ものへの意見がナルホド、と。 読み終わって、清々しい気持ちになれる推理物です。

Posted byブクログ

2014/08/23

純粋に子供の頃に読みたかった、子供に読ませたいという作品。 ミステリーランドはトラウマになりそうな話も多いけど、この作品は悪意もなくミステリーの面白さを味わえる良作でなんだかほっとした。

Posted byブクログ

2014/05/19

うわああ、小学生め! 挿絵も唐沢なをきさんなので、ほのぼのしてしまう。 小学生特有の素直さとか狡さとか一生懸命さがとてもステキ。

Posted byブクログ

2013/11/25

児童文学とはいえ侮れないー。 伏線もしっかりあって、最後に繋がる! 大人でも楽しめました。 子供向けなので1~2時間で読めるところもラク。

Posted byブクログ

2013/08/23

派手な事件ではないものの、謎や謎解きはしっかりしています。特に、終わったかと思うところで起こる二転三転のどんでん返しは見応えがありました。著者の持ち味がしっかりと出ている素敵な作品だと思います。

Posted byブクログ

2013/02/13

子供向けミステリーランドシリーズの一作。倉知さん久々に読めて嬉しかったです。子供向けやけど、ちゃんと作りこんであるし、他の作家さん同様、大人でも楽しめます。龍之介君のキャラが絶妙。

Posted byブクログ

2013/01/01

 ミステリーランド。  なんつーか、騙されましたよ、と。初めから違和感の消えなかったことをこのまま放っておかれるのだろうか、と危惧しながら読み進めていたら、最後にきちんと解消されたので良かったな、と。うん、きちんとしたミステリでした。オチもある、どんでん返しもある。  謎が生々し...

 ミステリーランド。  なんつーか、騙されましたよ、と。初めから違和感の消えなかったことをこのまま放っておかれるのだろうか、と危惧しながら読み進めていたら、最後にきちんと解消されたので良かったな、と。うん、きちんとしたミステリでした。オチもある、どんでん返しもある。  謎が生々しくないし、小学生にとっつきやすくて、子供に進めやすい話だなーと思う。  不満は学級委員の神宮寺くんがちびま○子ちゃんの丸尾くんに見えて仕方なかった、ってことくらいか。(それは不満になるのか?)  読んでいて思ったのだけれど、倉知、会話を書くの、うまいなぁ。会話というか、口調というか。高柳に力量がないだけかも知れんが。スローテンポで話す女の子の口調とか、小学二年生の女の子の話し方とか。いささか大げさなくらい特徴を出したほうが良いのかもなぁ。  主人公がニワトリの消失を酷く不思議がっていたけれど、子供ってあんな感じなのかなぁ。ミステリを読むようなちょっと頭でっかちな子供ならあんな感じかもなぁ。普通は「鍵開けて誰かが取り出したんだろ」って、思うだろうに。可能性の潰し方が下手なのかな。  ああ、あと気になること。  龍之介くんの名字。芥川、とか言わないよね? 05.06.06

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2012/10/06

児童図書的なミステリー本。読みやすくて、テンポよく進んでいくかんじがよかった。 小学5年生の高時が、ある日学校へ行くとクラスが騒がしかった。なんと、自分が使っていた縦笛の穴が空いている筒だけがなくなっていたのだ。しかし、音楽の時間には、ソプラノリコーダーは卒業し、今はア...

児童図書的なミステリー本。読みやすくて、テンポよく進んでいくかんじがよかった。 小学5年生の高時が、ある日学校へ行くとクラスが騒がしかった。なんと、自分が使っていた縦笛の穴が空いている筒だけがなくなっていたのだ。しかし、音楽の時間には、ソプラノリコーダーは卒業し、今はアルトリコーダーを使っているので、全く困らない。 最近、このクラスでは不可解な盗難事件が起きている。図工の時間に描いた風景画が一枚だけなくなったり、クラスの飼育係が面倒みているニワトリの失踪。いつも空回りばかりする学級委員が持ってきたハリボテの招き猫の募金箱。そして、高時の縦笛の部品の一部。 いったい、誰がなんの目的で盗んだのか。高時は、クラスメイトの龍之介くんと吉野と成見沢の4人で事件を調べることにした。 舞台は静岡のようで、サッカー少年が出てくる。係りの仕事を成見沢さんに押し付けている部分はあるが、背が高くサッカーがうまいというだけで、女子は何も言わない。いつの時代もそうなのねw 保健室の先生は、なんとなく養護教諭失格なかんじもするが、いい味を出しているということでしょうか。 この本は、恐らく児童図書的な位置なのかもしれないが、このミステリーから少年少女がミステリー好きになるかもしれないと思うとなんかワクワクするw 2012.10.6 読了

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2012/08/22

学校にて、妙なものがなくなる事件が多発していた。 その事件のうち、最後が主人公の少年の持ちモノ。 そして、ひとつだけ生き物、な事件。 一体どれが目的なのか、どれもが目的なのか。 ひとつだけやたらに怪しいな、とは思いましたが さすが小学生、思い切りがいいw 純粋だからこその、言葉...

学校にて、妙なものがなくなる事件が多発していた。 その事件のうち、最後が主人公の少年の持ちモノ。 そして、ひとつだけ生き物、な事件。 一体どれが目的なのか、どれもが目的なのか。 ひとつだけやたらに怪しいな、とは思いましたが さすが小学生、思い切りがいいw 純粋だからこその、言葉の受け止め方…と考えてしまうと 先生はかなりおおざっぱすぎるかと。 しかし、いつか彼らもそうなるかもしれません。 謎解きがまさかの二段階なのにはびっくりしましたが。 むしろあんなこじつけはない! とは思いましたが。 驚きなのは、じ~っと『犯人』を待っていた空振りの彼、ですか?w 御苦労さま…という思いがいっぱいです。

Posted byブクログ