四色問題 の商品レビュー
計算を全部暗算でやろうとしたら、最後の方でわけわからなくなって挫折した本。 計算以外はけっこうわかりやすかったです。 次は、ちゃんと紙と鉛筆を用意しながら読みたいと思います。
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四色が重複しないように地図をかき分けるという、いまではコンピューターですぐできる作業が、どれほど数学者の頭を悩ませてきたか、簡単なようでややこしい、迷路でないような迷路の解説書。
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そうか、きっちり証明されていたんだ、とこれで知った。私が大学生の時にほぼ終了している、という話を聞いていた覚えがあるが、その段階では証明は終結していたようだ。 しかし確かにエレガントな答えではない。しかし、解けているのだ。 コンピュータが関わって完成した証明の最たるもので、そこが...
そうか、きっちり証明されていたんだ、とこれで知った。私が大学生の時にほぼ終了している、という話を聞いていた覚えがあるが、その段階では証明は終結していたようだ。 しかし確かにエレガントな答えではない。しかし、解けているのだ。 コンピュータが関わって完成した証明の最たるもので、そこが今だに納得出来ない人がいるようだ。確かにそういう人がいるのは判る気がする。 オイラーの定理に発する証明の方向はなかなかエレガントに始まる。しかしその後に実に煩雑な一般解ではないような地図が生まれてしまうのだ。 翻訳に茂木健一郎、というのが確かに正解だと思う。「脳と仮想」は先日読んだばかりだが、いつも脳を考えている人にふさわしいテーマを裏に持っている。 しかし、誰か、エレガントな証明を出してもらえないだろうか。それを期待したい。
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「平面上(又は球面上)のすべての地図は4色で塗りわけ可能である」という有名な問題の発生からアッペルとハーケンによる議論の多い証明にいたるまでの歴史をおったノンフィクション。図を多用して数式を使わないで素人にもわかりやすく説明しようとする苦労のほどがしのばれる。それでも、途中でひっ...
「平面上(又は球面上)のすべての地図は4色で塗りわけ可能である」という有名な問題の発生からアッペルとハーケンによる議論の多い証明にいたるまでの歴史をおったノンフィクション。図を多用して数式を使わないで素人にもわかりやすく説明しようとする苦労のほどがしのばれる。それでも、途中でひっかっかる読者は結構多いかもしれない。その意味ではもともと多少なりとも関心のある人向きの作品。
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