仏教発見! の商品レビュー
奈良国立博物館の学芸部長だった西山厚先生。東京で講演会があるときには、予定が許す限り参加しています。心にしみるお話はお坊さんの説法のごとく有難く、勝手に心の師と仰いでいます。この著書でも仏教を教科書的ではなく、苦しむ人に寄り添う知恵として記しています。 心に残ったのは、道元「正法...
奈良国立博物館の学芸部長だった西山厚先生。東京で講演会があるときには、予定が許す限り参加しています。心にしみるお話はお坊さんの説法のごとく有難く、勝手に心の師と仰いでいます。この著書でも仏教を教科書的ではなく、苦しむ人に寄り添う知恵として記しています。 心に残ったのは、道元「正法眼蔵」の”人間の文字だけでなく、動物や草や木の文字で書かれた経巻もある”という言葉。あと、空海が最澄に宛てて書いた手紙に対する西山先生の「残念だ」という感想には同感しました。
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「心想事成」 心に想っていることは必ず実現する。 良い言葉、素敵なエピソードがたくさん入っている本。 「正法眼蔵隋聞記」 高校時代の先生が一人で遠い国に行くときにもしも1冊だけ本を持っていくとしたら、と言われたそう。 究極の一冊に挙げられる本とは? 興味深いです。
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信者ではない、しかし仏教を愛する著者による仏教のお話。宗派の解説などはない。著者が思考する仏陀の悟り、仏教の真髄を読者に伝える。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
正直、仏教よりも作者の仏教に対する親しみやエピソードの方に感動してしまいました。 尊敬する僧侶を呼び捨てにしない、父や母から受け継いだこと、施設でのお話など、じんわりときました。 何人かの僧侶ごとに章をわけていて、僧侶がどういうひとでどんな人生を送ったかなどが中心です。 本題の方は物事の並列になって変化に乏しかったり、用語や概念が難しかったりしたので、やっぱり作者本人の話の方が楽しめました。
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[ 内容 ] 知っているようで知らない…これが仏教だ! お釈迦さまは何をさとったのか?さとればそれでよいのか? など、思わず誰かに話したくなる仏教の真髄。 [ 目次 ] 序章 死ぬことはこわくない 第1章 聖武天皇と大仏 第2章 縁起 第3章 慈悲 第4章 仏法の興廃は人による...
[ 内容 ] 知っているようで知らない…これが仏教だ! お釈迦さまは何をさとったのか?さとればそれでよいのか? など、思わず誰かに話したくなる仏教の真髄。 [ 目次 ] 序章 死ぬことはこわくない 第1章 聖武天皇と大仏 第2章 縁起 第3章 慈悲 第4章 仏法の興廃は人による 終章 子どもたちへ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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「素晴らしいものがあることを先に知ったのだから、梵天の三度を待つまでもなく、これを多くの人たちに伝えなければならない」。筆者が本当に仏様を好きなんだなあというのが伝わってくる文章。仏教のはじまりを説明。読んでいて、どこで宗教が内部からダメになっていくのか気になった。
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心想事成「切に思ふことは必ずとぐるなり」に感銘を受けました。死ぬことは生きることである、仏教のすばらしさを再発見できるおすすめの1冊です。今度は『華厳経』を読もうと思います。
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私は多分無宗教だと思うけど、仏教は小さい頃から身近だった。でも、この本を読むまで、こんなにも仏教が近い存在であるとは思わなかったし、仏教の本当の教えというものを分かっていなかったと思う。 人間味あふれる聖武天皇の話は素晴らしく感銘を受けた。 仏教が近くにある日本に生まれて本当によ...
私は多分無宗教だと思うけど、仏教は小さい頃から身近だった。でも、この本を読むまで、こんなにも仏教が近い存在であるとは思わなかったし、仏教の本当の教えというものを分かっていなかったと思う。 人間味あふれる聖武天皇の話は素晴らしく感銘を受けた。 仏教が近くにある日本に生まれて本当によかった。
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