上野正彦の「死体」論 の商品レビュー
語り口が柔らか。法医学の解説書よりも読みやすくざっくりとしている。そのため情報量はやや少なめだが、死亡者が発見された場合の流れについてや監察医の制度などについては要点を押さえておりいきなり法医学の関連書籍を読むよりは判りやすいか。
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監察医の話。 死ぬ前に病院などにかかっているとか、病気が原因で死んだことが明確であれば、警察に届けることはほぼ不要だが、それ以外は警察への届けが必要。というのは初めて知った。 死んだ後の状態(ステージ)を、色わけされた「鬼」で表すらしい。 地獄に表現される鬼は、死後のなれ果てということ?
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4年前に読んだ。 きっと読むのに時間かかるだろうなーと思っていたけど、意外に面白くてあっさり読んだ思い出が。 内容思い出せないから、もう一回借りてみようかな。
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興味深いと言うかタイトルに惹かれて小論文作成の時間に読んでたやつ こういうのは年を重ねないとわからないのもあるよね
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著者は「証拠を残さずに、人の命を奪うことはできない。」と述べられていますが、すべての死体が監察医の目で視てもらえるわけではない。 まだまだ訴えたいことを残した死体はあるはず。読めば読むほどそういった死体の切なさが計り知れない。
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語りかけるような調子で書かれているので大変読みやすい本でした。 行政解剖・司法解剖の詳細、検死の仕組みがわかりやすく解説してあり、必要性を痛感させられます。 著者が経験した実例を紹介していて、まさに事実は小説より奇なり、興味をかきたてられる内容です。 殺人の手口を載せた後には...
語りかけるような調子で書かれているので大変読みやすい本でした。 行政解剖・司法解剖の詳細、検死の仕組みがわかりやすく解説してあり、必要性を痛感させられます。 著者が経験した実例を紹介していて、まさに事実は小説より奇なり、興味をかきたてられる内容です。 殺人の手口を載せた後には、必ず「こういうことをしてもプロの目はごまかせないので、真似しないように」ということが付け加えてあるので、ちょっと笑ってしまいました(笑うところではないのですが…)。 死体が時間の経過とともに変化していく様子を述べている部分で、「青鬼」「赤鬼」「黒鬼」「白鬼(白骨)」と表現しているところを見て、昔の人は実際に死体を目にすることが多かったから、昔話の「赤鬼」「青鬼」もこういうところからきているのかなぁと考えてしまいました。 タイトルが強烈なので、電車の中では、カバーをかけてどうぞ。
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