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プリンストン高等研究所物語 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2011/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アインシュタインやゲーデルらの時代を描いた小説。物語としては、ノイマンのコンピュータ開発に向けたプロジェクトの話だが、ゲーデルの定理に関する「真実はつねに証明よりも大きい」というのはいい表現。 ■「しかし、自尊心や序列での地位を除いて、アカデミックな世界において何かほかに勝ち取るものがあるのかね?」

Posted byブクログ

2009/10/04

一風変わった本であります。どこがといわれるとネタバレになりそうなのであまりいえないのですが、とにかく読んで損はない。としかいえません。これは何なのか。

Posted byブクログ

2009/10/04

ノイマン、アインシュタイン、ゲーデルらの天才が集ったプリンストン研究所の話。面白かったけど事実を元にしたフィクションなのでこれで得た知識で知ったかするとホントに知ってる人にバカにされそう。

Posted byブクログ

2009/10/04

<読了> 原題は「THE ONE TRUE PLATONIC HEAVEN:A Scientific Fiction of the Limits of Knowledge」。第二次世界大戦後のプリンストン高等研究所(Institute for Advanced Study:IAS...

<読了> 原題は「THE ONE TRUE PLATONIC HEAVEN:A Scientific Fiction of the Limits of Knowledge」。第二次世界大戦後のプリンストン高等研究所(Institute for Advanced Study:IAS)を舞台にした科学小説。天才フォン・ノイマンのIASでのコンピュータ開発の野望を主軸にゲーデル、アインシュタイン、オッペンハイマー、ストラウスらの人間模様が描かれている。知識の限界を巡る議論としてはアインシュタインの特殊相対性理論、ハイゼンベルクの不確定性原理、グーデルの不完全性定理が対象とされているので、本当に理解するにはそれ相応の数学と物理学の知識が必要であるが、本書のあとがきにもあるように“最初はすべてを理解しようとしないで、小説を読むように読み進めてください”。本書は“小説”なのですから。

Posted byブクログ