幕末歴史散歩 東京篇(東京篇) の商品レビュー
散歩ガイドではなく歴史読物だが、かなり細かくて読み応えあり。ただし、1863(将軍上洛)~1867(薩摩藩邸焼き討ち)の5年間の東京は「空白」であり、舞台は関西に移るので「京阪編」を確認とのこと。 本書では東京は「西軍」に「侵略」された都市であることを痛感させられる。とはいえ、幕...
散歩ガイドではなく歴史読物だが、かなり細かくて読み応えあり。ただし、1863(将軍上洛)~1867(薩摩藩邸焼き討ち)の5年間の東京は「空白」であり、舞台は関西に移るので「京阪編」を確認とのこと。 本書では東京は「西軍」に「侵略」された都市であることを痛感させられる。とはいえ、幕末維新だけではなく、家康も早雲もさらには頼朝も「西」からやってきたことに変わりはないのだが。
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主にガイドブックとして使用。これに簡易でいいので周辺地図が、それぞれ書いてあったらいいのに。さらに、時系列でなくて、地域別なら嬉しかった!
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[ 内容 ] 東京は、幕末史のテーマパークだ。 道端や空き地にも、ときには堂々と、ときにはひっそりと過去のドラマが息づいている。 桜田門、坂下門など頻発するテロの現場、新選組のふるさと、彰義隊の落武者にまつわる怪談…。 本書はペリー来航から西南戦争までの四半世紀に繰り広げられた有名無名さまざまな事件の跡をたどる、「足で読む幕末通史」である。 巻末に幕末維新関係者千名の詳細な墓地所在地リストを付す。 [ 目次 ] 第1章 開国の激震(高島秋帆の洋式調練;「正気の歌」の碑 ほか) 第2章 攘夷の嵐(遺米使節の碑と新見正興の墓;愛宕山に集結した「桜田烈士」 ほか) 第3章 内戦の炎(御用盗の江戸攪乱;薩摩藩三田屋敷焼き打ち事件 ほか) 第4章 挫折する夢たち(久留米藩の「九志士」;襲われた江藤新平 ほか) 東京掃苔録 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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普段なにげなく歩いているところにも、さまざまなドラマがあるんだなぁと。この本片手に散歩してみようかな。
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