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車善七(巻の3) の商品レビュー

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2014/03/30

江戸時代の穢多・非人身分間の争いを非人側の視点で書いた三部作の三巻。穢多に対して反旗を翻した非人達が死罪となった後も何年も続く騒動の顛末。実際には享保9年(1724年)に多くの非人が鬼界島と奄美大島に流罪になり収束するまでの話。 二巻までは別ストーリーだった商家のお内儀と加賀藩の...

江戸時代の穢多・非人身分間の争いを非人側の視点で書いた三部作の三巻。穢多に対して反旗を翻した非人達が死罪となった後も何年も続く騒動の顛末。実際には享保9年(1724年)に多くの非人が鬼界島と奄美大島に流罪になり収束するまでの話。 二巻までは別ストーリーだった商家のお内儀と加賀藩の侍は、二人が心中をはかり失敗し、晒しの刑の後に非人身分とされることにより、非人達のレジスタンス運動に関係して行く。

Posted byブクログ