報復 の商品レビュー

ジリアン・ホフマン(著者),吉田利子(訳者)

2011/08/29

主人公は、ピエロの格好をした男にレイプされ、子供の産めない体になり、事件から８年後の今も深く傷ついている検察官。そんな彼女の前に連続猟奇殺人事件の容疑者が捕まった。容疑者の声は、忘れもしないあの時のピエロの声だった…。

2016/08/05

レイプされ、消えない傷跡を残された主人公。
大人になり、検事として活躍しながらも誰にも言えず拭えない苦痛を抱く。そんな中起こった殺人事件が過去の傷をえぐっていく感じ。

すごかった。怖かったし、はらはらしたし。
女性が読むと本当に怖く感じると思います。
自分だったら、それでもやっぱり、報復するかもしれない。
それが間違った道であったとしても。

だいぶ昔に読んだので、あやふやだけれど。

2010/10/27

ドキドキハラハラ。描写が最高にリアルでいい。
しかもストーリーも危険度高く最高に面白かった。パトリシアコーンウエル以来気に入った作家。

2010/06/14

フロリダを震撼とさせている「キューピッド」は、ブロンドの若い女性ばかりを狙い、何日も被害者をいたぶり生きたまま心臓をえぐりだす連続殺人鬼。
その犯人と思われる男が、「偶然」ハイウェイで見つかり逮捕された。
担当検事補のC.Jは、法廷で犯人の声を聞き愕然とした。
その声は、忘れたくても忘れられない「あいつ」の声だった。
凄惨で恐ろしい事件に立ち向かうC.Jには、恐ろしい事件に巻き込まれた過去があったのだ。
恐怖に震えながら戦うC.Jだったが、検察側に不利な事実が次々と発覚し、C.Jを追い詰めていく……。

６００ページを超える長編ですが、一気に読んでしまいました。
久しぶりに、先を読みたくてしかたがなくなる本を読んだ感じです。
正義とは何か、もしかしたらC.Jは間違ったことをしたのかもしれませんが、もし自分がC.Jの立場だったなら、やっぱり同じことをするのかな。
C.Jに、そばで支えてくれる人がいてよかったです。

2010/04/01

図書館の本

内容（「BOOK」データベースより）
太陽の街フロリダは、キューピッドに怯えていた―それは若い金髪美人ばかりを狙い、何日も被害者をいたぶったあげく、生きたまま心臓をえぐり出して殺す連続殺人鬼の名だ。捜査は難航したものの、偶然、キューピッドが捕らえられる。やり手と評判の女性検事補、C・Jが担当することになったが、法廷で犯人の声を聞いた彼女は愕然とした。それは今なお悪夢の中で響く、12年前に自分を執拗にレイプした道化師のマスクの男の声だった!この男を無罪放免にしてはならない―恐怖に震えながらも固く心に誓うC・Jだったが、次々と検察側に不利な事実が発覚しはじめ…。期待の大型新人による戦慄のサスペンス。

初めて読むジリアン・ホフマンなので楽しみにしていたんだけれど、
こんなに怖いと思わなかった！
連続猟奇殺人のストーリーなので怖いかしら？とは思っていたんですが
ロマンス小説を出版している会社で、そのシリーズのなかの一冊だったので楽観していたんで。
それなのに予想以上に怖くて（焦）
怖いならやめればいいのに、ちょっと読んでしまったら辞められなくなってしまい、仕方なくお昼休みとかに読んでいたもの。
夜は怖くて読めない。ちょっと物音がしてもビクッてする始末。
本日は実家に帰宅したので一気に読んじゃいました！

面白いというか
怖い。。。。。
ちゃんと恋愛も絡んでいるんですが、サスペンスです。
他のジリアン・ホフマンの作品も怖いのかしら？

証拠のペンダントを持ち出したCJは罪には問われないの？
ここだけが未解決でお話が終わったのでちょっと気になりました。

retribution by Jillian Hoffman

2009/10/07

覚えてる度:★★★☆☆

一昨年読んだと思う。
うまく説明する自信がないので、背表紙のを参考にあらすじだけ。

若い頃、道化師のマスクを被った何者かに執拗にレイプされた女性、C・J。
12年後、傷を抱えつつも辣腕検事補として活躍する中、フロリダに現れた連続殺人犯が捕まる。
その事件を担当することになったC・Jは法廷で犯人の声を聞き唖然とする。
その犯人は12年前、自分を襲ったマスクの男だった！
この男を無罪放免にしてはならないー恐怖に震えながらも固く心に誓うC・Jだったが、
検察に不利な事実が次々と発覚し始め・・・。

とのことです。
結構面白かったのでおすすめ。
てか今このレビュー書こうと思って調べたら、「報復 ふたたび」ってのが出てた。
読みたい。。

2011/07/22

キューピッド…若い金髪美女ばかりを拉致監禁し乱暴したうえ心臓を抉り出す連続殺人鬼が、捜査とは無関係な偶然から逮捕された。捜査に携わる関係者のひとり、マイアミ検事局の女性検事補C・J・タウンゼンドは裁判中に彼の声を聞いて愕然とした。その声は、10年近く前に自分を強姦した男の声だったからだ…。ひいい〜〜っ！こ、怖いっ！怖すぎていきなり第1部で本を置きたくなってしまった。でも怖がりながらも先が気になるし、勢いに乗って最後まで一気に読みきってしまった。でもよく見ると結構な厚さの本だ。警察小説、サイコキラー、法廷もの、おまけに恋愛要素も含むてんこ盛りな内容のミステリ。キューピッドと道化師の男に怯えながら気丈に立ち向かう主人公の女性検事に感情移入してしまうので恐怖感が最後までぬぐえない。ホントに最後まで気を抜いてはいけなかったのが分かるときにはもう○○の手中に！！ひえ〜〜っ！とにかく恐怖体験が印象に残る作品だ。（余談ですが…表紙の女性は美人だが、この感じはロマンス小説っぽくってちょっとどうかと…）

2009/10/04

ちょっとグロめだけど、好きな感じのハラ2ドキ2もの。最後のどんでん返しもよかった。ただ、こういう展開の同じようなやつどっかで読んだ事あった。犯人が担当の精神科医。ジェフリーディーバーかな?そこだけ（かなり）がっかり。

2009/10/04

金髪美人ばかりを狙い何日も被害者をいたぶったあげく生きたまま心臓をえぐり出して殺す連続殺人鬼キューピッド。女性検事補となったＣ・Ｊは法廷でレイプした犯人の声を聞いた。最後にどんでん返しがあり初めは６０７頁もあり登場人物もなかなか覚えられなかったが読み進めていくうちにどんどんはまっていく。

2009/10/04

洋物は初でしたが、「全国の書店員が熱狂！」の前振り通り、面白い。あっという間に読んでしまい、続編も出るそうなので、是非読みたいです。