楽しい「つづり方」教室 の商品レビュー
ああ、なるほど、こういう本やったのね。その凄まじさにずっとニヤニヤしながら読んでました。真面目すぎる人は怒り出してまいそうなおもろさです。とはいえ、個人的には文章は必ず書く人によるフィクションやと思ってるんで、書かれてることはヘンやけどちょっとしたことで文章が変わるという道筋その...
ああ、なるほど、こういう本やったのね。その凄まじさにずっとニヤニヤしながら読んでました。真面目すぎる人は怒り出してまいそうなおもろさです。とはいえ、個人的には文章は必ず書く人によるフィクションやと思ってるんで、書かれてることはヘンやけどちょっとしたことで文章が変わるという道筋そのものはけっこう真なのではと思わせたり。あと聖域のないところが恐ろしい。効能としては、単純に伝えようとするだけの文章を書こうと努力することがアホらしなってくることでしょうか。
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終始、ニヤニヤしながら読んでしまう、衝撃の文章読本。 初期の清水義範あたりが好きな人は、この本も楽しめるハズ。 ちょこっと出てくる時事ネタや皇室ネタを扱った、不謹慎なテイストは、ザ・ニュースペーパーにも通じる感じ(但し、時事ネタが今読むと、どうしても古くなっちゃってるのは、残念なトコ)。 友達にこの本を貸して「クスクス笑えた」っていう返答だったら、そいつとは長いこと付き合っていけそうって思う。逆に「下らない。オモシロくない」っていう返答だったら、そいつとは近いうちに別れるな、と思う。 「すごく役立った。勉強になった」っていう返答だったら、ホントに読んでその感想なら、逆に一生友達でいたいって思う。「人生観がガラっと変わった」っていう返答だったら、その場から逃げ出す。 発表の場が、ミニコミだったからこそ生き延びられたって感じのする、今の出版界の絶滅危惧種。
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